最近ケイデンヘッドが続いているKWC企画世話人です。
このボトルは面白いです。グレンりベット(ミンモア)蒸留所と書いてあります。ミンモアはグレンりベットがある町の名前です。このボトルは1996年にボトリングされたものですが、まだ、単純にグレンりベットという表記では、他の多くのxxxx-グレンりベットと名乗っていた蒸留所と区別が難しかったからかもしれません。
http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesK-O.pdf
を見てみてください。ミンモアは下記のように、ゲール語で”その大きな荒地”という意味でした。
Minmore (Banff), A” Mhon Mhór. ”The big moor”.
ゲール語でも定冠詞がついていますから、誰もがわかる”大きな荒地”だったことがわかります。
でも、このボトルは”荒地”ではありません(笑)。
最近飲んだシェリー酒樽のグレンりベットとしては、一番自分の好みにあっていると言ってもいいぐらいです。アルコール度数も50%を超えていますが、マイルドでそれほど強いアルコールを感じません。フルーティで、マイルドなシェリー酒樽のモルトウイスキーに仕上がっています。
これも10年以上前のボトルですから、見つけるのが難しいかもしれません。でも、見つけたらぜひお試しください。きっと後悔しませんから。
#ボトル