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短歌をスコットランドの風景で詠む

昨日9月6日には英國屋難波店で、日本スコットランド協会関西支部のアフタヌーンティの集いがありました。歌人の香川ヒサさんを講師にお迎えして、「現代短歌へのご招待」~スコットランドを現代短歌でよむ。そんな世界を想像したことありますか~ という催しがありました。

その香川ヒサさんは、3日前までスコットランドにいらしたそうで、映したての写真、できたての短歌でその世界をお話してくださいました。

まず、江戸時代以前の雅な短歌から明治維新で短歌がどう変化したか、そして現代の短歌がどう変化しているかという説明を具体的な短歌例をあげて説明していただきました。その中で、現代の若い世代から愛の歌がなくなっているような印象を受けていて、それはあまりにさびしいとおっしゃっていたのが印象的できた。

美しいスコットランドの景色を見たらその景色の、廃工場をみたらそのむなしさを詠う様子は、日本の短歌と同じように面白いものでした。なぜスコットランドで短歌を?という質問には、遠近感があるスコットランドの風景を短歌にしたかったからとおっしゃっていました。

香川ヒサさんは、リズムよくしゃきしゃきとお話をされて、とても素敵な方でした。
ぜひ、またお話をお聞きしたいと思いました。

#活動報告

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