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ネッシー 本と映画

♪ネス湖の怪獣 粉にして ネッシパラリコネッシッシ♪
という歌がいまだに歌えてしまうKWC企画世話人です。

# なんの歌なのかがちっとも思い出せないのです。
# ご存じの方、ぜひお教えくださいませ。

わたしがネス湖を初めて訪ねたのは16年前です。ネス湖畔のホテルに泊まったのですが、インバネスの町からタクシーで移動するとき、タクシーの運転手さんにネッシー見たことある?と聞いたところ、”ありゃ酔っぱらいの幻覚だ”と一言。あまりの夢のなさにちょっとがっかりするとともに、そりゃそうだよなと納得したり。

ネス湖は、大地溝帯に沿った湖で狭くて細長く、そしてとても深く、さらにピートを含んだ黒い水という特徴があります。ネス湖畔でじっと湖を眺めてみると、連なる黒い波がネッシーの背中に見えてきたりする神秘的な湖でした。

聖コロンバの時代からネス湖には怪獣がいんではないかといわれていたことは皆さんよくご存じでしょう。本当になにかいるかどうかは専門家に任せるとして、なにか人間の知らないものが湖にいるかもしれないというのは妖精の話などと同じくとても楽しいお話だと思っています。そして、それが見えるのが決まって子供たちだというのも面白いです。大人になっちゃうと何か純粋なものがなくなってみえなくなっちゃうのかもしれませんよね。

上の写真は、ナイジェル・トランターというスコットランドの人気作家が、おそらく彼自身の子供たちのために書いた、ネス湖のかいじゅう(原題は NESTOR the MONSTER )という本です。

ネッシー(ネスター)を目撃してしまう子供たち、そのネッシーを殺して博物館に売り飛ばそうとするアメリカ人、なんとかネッシーを守ろうとする子供たちとネッシーの間に芽生える信頼関係、夢のある話です。

杉本優さんのやさしい翻訳とむかいながまささんのこれまたやさしい挿絵で、すばらしい本になっていると思います。子供たちにぜひと思います。

そして、WOWOWをご覧になれる方々、上の本の内容とは無関係ですが、明日28日はそのネス湖の怪獣ネッシーが登場する「ウォーターホース」という映画が17時からあります。ぜひご覧ください。

#その他

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