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マッカラン1964

マッカランのオールドボトルが好きなKWC企画世話人です。

このボトルは我が家に残る最後の60年代前半に蒸留されたマッカランです。以前はもう少しあったのですが、好きだったゆえ、飲んじゃったのです(笑)。これは1964年蒸留、750ml 43%です。

マッカランがゴールデンプロミスを採用するのが1968年で、この年はそれ以前の品種と両方使って蒸留していたそうですが、1969年になるとゴールデンプロミスだけを使って蒸留していたそうです。大麦の品種も味に大きく影響しているなぁと感じます。それ以前の品種はアルコール収量が低く、再び使われることはなかったのです。マッカラン以外の蒸留所で主に使われているオプティクス種もアルコール収量がより高められた品種ですが、ゴールデンプロミスも、元々はアルコール収量を高めるために採用されたのだそうです。

時代が変わって、モルトウイスキーをたくさん作るためではなく、おいしくするために大麦の品種改良がなされる時代がやってくることを密かに期待しています。そんな時代は来ないのかなぁ?

んで、なんでこれを載せたかというと、この間から脳みその奥にいる何かが耳元でこれも開けちゃおうよとささやいてうるさいのです(笑)。ということで、飲んじゃう前に写真を撮っておこうと思ったからでした。

#ボトル

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