Teacher’s Highland Cream Alc/43% 760ml
大好きなブレンドの一つです。
初めて飲んで感動した時の事良く覚えています。
この当時は同じ丸紅さんの取り扱いの物でも色の薄い方と濃い方と二種類あった様に思います。
初めて飲んだのは薄いほうでしたが何ともフルーティーな味わいでした。
左記の物は色の濃い方で開けたてはこもった感じがありましたが今や全快復帰です。よりオレンジに近いフルーツっぽさがあります。同じメインモルトの「W5」に比べボディがしっかりとしてる印象です。
この部屋に来るまでに糖化槽、オシャレなアンダーバック、無骨な熱交換器をみて回って来ました。設備配置ががシンプルで工程が本当に理解し易かったですね。発酵槽の中には何基か発酵中の物もありました。この後、「はっ・・」と思い出した「特殊発酵槽」を興奮してて確認するの忘れたぁ・・(泣)
ピカピカの蒸留器です。
一番手前と一番奥が初溜、中二つが再溜です。この部屋の隅っこにスピリットセーバーがあってニヤニヤ笑いながらこちらを見てる人がカットの人でした。で、少し話をと聞くとつい最近まで石炭直火をしてたと言ってました。スチームに変わってやり易くなったと。「だから、やってみる?」と冗談で言ってました。
折角なので・・カットマンの真似して写真を撮りました(笑)。
今後使用予定のモルティングフロアです。
中は整備されていて何時でも出来る状態の様でした。ハイランドパークでも「こだわり」とおっしゃっていたけどフロアモルティングはどこまで影響があるのだろう?全体の何パーセントくらいから影響があるのかな?今のと昔のと比べて影響の違いはそこだけではないような気がするけど・・。でも、少しでも良き時代の作り方に変更していただけるなら嬉しい事ですね。
ここはお察しのとおり熟成庫です。勿論、「勝手に見学」の私達が鍵のかかった熟成庫には入れないので諦めていたのですが、たまたま移動中の「イアンさん」を見つけて「この前リリースした72年の樽は美味しかったですね」と言うとニコッと笑って「ついて来て」と。すると、熟成庫の鍵を開けて中に案内してくれました。「この中に71年生まれの人はいますか?」と聞かれたので「今日が誕生日の71年生まれがいます」と言いました。すると、「ハッピーバースデイ」と言って71年の樽からグラスに注いで頂きました。
この樽です。
本当に素敵なプレゼントをありがとうござました。
朝の冷え切った熟成庫で飲むと少し「ヒヤッ」とした感覚で本当に良質のシェリー樽熟成の鼻抜けが素晴しかったです。
「感動」を皆で分かち合ってるところ・・
その酒はいとも簡単に天使に持っていかれました。
#勝手に言わせてもらえば・・・