ブレンデッドとシングルモルトを比べるのはどうかと思いますが、
同じサントリー製品が家にあったので、真面目にテイスティングしてみました。
ホワイトの中身を調べようと、ネットで検索しても全く情報が出ていません。
もちろん、モルトウイスキーの含有比率はかなり低いと思いますが、
少し好奇心が湧きます。
以下、テイスティングコメント。
意外な結果に。
「サントリーウイスキー ホワイト」
40° 700ml
【アロマ】
少し湿った食パンのような麦の香り。ライ麦の香りもある。ライトで、時間とともに香り自体が薄まる。奥の方に銅のような酸臭、ナッツ、カカオ。
加水で驚きの変化! チェーン店の牛丼…。牛の端肉と玉ねぎ・生姜が合わさったような香り?
【フレーバー】
なめらか! アルコールっぽさを感じさせない。トワイスアップで飲んでいるような感じ。薄めのキャラメル・ラテ。
加水でグレーンが正体を現した感じの甘み。
【総合評価】
ストレートで飲むのは初めてで「ホワイト」というと戦後の安ウイスキーの代名詞のようなイメージだった。実際に飲んでみるとライトでなめらか、荒々しさはない。「作られた味」という印象も無いので、十分美味しい。コストパフォーマンスは優れていると思う。自分の中ではかなり評価が高い。安い舌(笑)
「サントリーシングルモルトウイスキー 白州10年」
40° 350ml
【アロマ】
爽やかな銅っぽい香り。静かな感じ。アルコール感は感じるが優しい。
予想はしていたが、加水でシソ系の酸臭。平凡に。
【フレーバー】
植物系の酸味。紙っぽい味。後味は海苔。
加水で新聞紙、紫色の花。
【総合評価】
ベン・ネヴィス10年をさらにライトにした感じ。ソーダや水で割ると飛躍的に香味がレベルアップするが、ストレートだと、やや平凡…。
やっぱり、白州はソーダで割ってこそなのでしょうか?
軍配はホワイトに上がりました(笑)
#ジャパニーズ #オフィシャル #白州