Ardbeg 1975 The Ultimate （アードベッグ 1975）

Ardbeg 1975 The Ultimate （アードベッグ 1975）
43％　700ml　U-D-319

いよいよ京都Bar巡り初日最後のお店、烏丸今出川通りにある「BAR TANKS」さんへ。

お店に着いた時点で酩酊状態を超えてランナーズ・ハイのような状態になっていました（笑）。

ただ、いざ何を飲もうかと考えると「もう、ウイスキーはキツい」となってしまっていたのも事実です…。こちらのマスターSさんもそんな様子を察してくれ、まずは気楽にジンリッキーを頂きました。

こちらのマスターSさんは「ウイスキープロフェッショナル」の他にも「ソムリエ」「チーズプロフェッショナル」の資格を保有されており、特にチーズには造詣が深いご様子。ただ、失礼ながらワインとチーズが苦手なもので注文を躊躇していました…。それを伝えた上でSさんは、普通のワインより甘味が強く飲みやすい「貴腐ワイン」とそれに合う「ブルーチーズ」を出してくれ、意外にも美味しく頂けました。さすがはプロフェッショナル、苦手な方におすすめする方法も分かっているようです。

そして次に頂いたのが「アードベッグ 1975」です。7年前にウイスキーを飲み始めた頃、最初にハマッたのがアードベッグで、TENやウーガダール、スティルヤング、オールモストゼア等はボトルを買って飲んでいましたが、この1975はその頃からかなり高額のボトルでさすがに手が出ませんでした。

ただ本当に残念な事に、しっかりテイスティングできるような体調でなく…、申し訳程度に「青リンゴのフルーティさと、かなり控えめなピーティさ」というコメントは残していましたが、このアードベッグの味わいを深く理解するまでには至りませんでした。また次の機会、、、はあるのでしょうか（笑）。

そして何より「BAR TANKS」さんで一番感動したのは、最後に飲んだ「ジントニック」です。
かなりこだわりをお持ちで、事前にトニックウォーターに馴染ませておいた氷を、ジンとトニックウォーターをよくステアしたグラスに優しく入れる事によって、トニックの炭酸が全然抜けずに出来上がり、しっかり飲みごたえのある味に仕上がっていました。(説明が難しい…)
間違いなく、今まで飲んだ中で最高の味のジントニックです。お店に行ったら必ず飲むべきでしょう。

☆京都Bar巡り 28杯完飲……！

これで京都初日は終了。マスターのSさんと握手をして別れ、近くのマンガ喫茶に飛び込むや否や、爆睡という流れ…。本当にお酒以外には全然お金をかけていません（笑）。

この日回ったお店のマスターはどなたも良い方で、ウイスキーだけでなくトークも楽しめ、大満足の一日でした。2日目も一日Bar巡りをして次の日に帰る、という予定を組んでいましたが初日でお腹一杯。予定を切り上げ、次の日の夜行バスで帰る事にしました。夜行バスまで時間があるので、各店のマスターに教えて頂いたオススメのお店を少し回ってみる事にします。