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初の蒸留所見学(マルス)

白州蒸留所の見学が休業していた4月頃の話。

折角来たのだが仕方なく白州を後にした。
白州蒸留所近くの山を少し上ったところにある
仙人小屋というマタギ料理のお店で食事を取った。
鹿肉のローストと山菜の天麩羅。
仙人小屋で質、量ともに大満足した私達は、
駒ヶ根の先にあるマルスウイスキーの蒸留所へ向かった。

受付は土産売場のカウンター。
軽い説明のあと、開いてるので勝手に回ってください的な見学だ。
ドアを開くと各々の行程で独特な香りを発している。
初めて見るタンクの清掃風景やポットスチルなどを見学し、
説明が無いので何が何やら分からない状態で回った訳だが、
何とか気分だけでも白州の無念を取り戻した。

最後の試飲スペースでは、
友人に試飲させ、私はハンドルキーパー。
奥にはヴィンテージなどがある有料試飲コーナーだ。
折角だからと勧めると友人は遠慮なく試飲を始めた。
一杯二杯三杯…いつまで?
次の予定は松本の馬肉料理専門店
(新三よし)の予約が5時に入っているという。
慌てて松本に向かった。
運転する脇でウイスキーの余韻を語る友人。
うらやましい。
松本で巻き返してやる。
そんな気持ちで運転していた。

万年ハンドルキーパー。
未だに蒸留所で飲めたことが無い…

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