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ある意味、置き土産

週初めはなぜか飲みに行きたくなります。それもバーで粛々と飲むよりは、何か食べながら飲みたくなります。

というわけで、昨夜は会社帰りに近所の居酒屋へ。単価がちょっと高めなので、たまにしか行きませんが、魚がなかなか美味しい店です。若い店主が頑張っているのも好感持てます。
さんまの刺身や、しまあじの焼いたのなど食べながらビールを2杯、八海山を2合。

僕はあまり焼酎飲まないのですが、このお店は焼酎を色々揃えています。焼酎の瓶が並んでいる棚を眺めていたら、何本かウィスキーのボトルが混ざっていました。すぐに目についたのがマッカラン10年とジャックダニエル。この2つはお店のメニューに載っていました。
それからオールドパー。それからもう一本、焼酎の瓶の間に隠れてバランタイン17年。

バランタインのショットの値段を聞いたらとても安かったので、ダブルでオーダー。その後、オールドパーもシングルでオーダーしました。もちろん、どちらも美味でした。

バランタインもオールドパーも開栓はされていたのに中身はほとんど減っていませんでした。
何でメニューに載っていないウィスキーがあるのか店主に聞いてみたところ、どちらも常連さんからリクエストがあって仕入れたボトルとのこと。ところが、その常連さん、ボトルが入ってしばらくしたら転勤で引っ越してしまったそうです。
かくしてこの2本のウィスキーは、(たぶん)誰からもオーダーされることなく、メニューにも載らず、焼酎の瓶の間でひっそりと佇んでいたのですね。
その常連さんのおかげで、美味しいウィスキーを意外な場所で飲むことができました。

しかし、バランタイン17年とオールドパーとはオーソドックスというか、渋いというか、潔いチョイスだなと思ってたら、その常連さん、わりと年配の方だったそうです。
納得。

#雑記

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