前回の続きです。
この記事もクライフ様のブログとあわせてご覧ください(笑)
さて、後半戦の3つ、ニューホグスヘッドです。
Cask # 22、23、24。
いずれも2008年3-4月蒸留(ボトルの表記は”Distilled:March-April 2008 Cask in Date:April 2008″となっていました)、2008年10月ボトリング。ニューアメリカンオーク ホグスヘッド。
Cask # 22と24が62.8度、23は62.9度です。
Cask # 22
醤油、ウスターソース、香草の香り。
口に含むと、ニューポット固有の味に続いてシェリー香と甘さが立ち上がりきれいに消える。
しょうが。
後味にかすかにコーヒー。
Cask # 23
香りはウスターソース。
味はコーヒー、醤油、しょうが。
昆布だし。
ややニューポットの風味が強い。
加水すると昆布だしが強くなる。
Cask # 24
香りはウスターソース。
紹興酒、酸味、梅干エキスの味。
後半の3つは全体に和風テイストに感じられました。
Cask # 22の香りから最初に「醤油」を連想してしまったため、その印象に引きずられてしまったのかもしれません。
個人的には# 22が気に入りました。
ところで、それぞれのボトルの裏ラベルで「ウィスキー」と表記されています。
日本の酒税法にはウィスキーの熟成年数に関する規定が無いのですね。
どのボトルも熟成期間は短くてもウィスキーの風味が出ているので、「ウィスキー」で不自然ではないと思います。
#モルト