本日は前回よりの続き
毎度の東京出張飲み
おなじみ有楽町の聖地からの6杯目の日記です☆
初めて美味しいスキャパに出会えた悦びと
またしても美味しいと刷り込まれた銘柄が
増えてしまい喜びながらニヤニヤしながら
困っているという呆れたお馬鹿さんですが、
そんなこと区切りがつくわけも無く
「次ぎいきまぁ~っす」とばかりに
差し出していただきましたボトルがこちら↓
バリンダロッホ 1967 35年 (グレンファークラス)
キングスバリー ケルティック 54.1%
Ballindalloch 1967 35yo Kingsbury Celtic 54.1%
大抵こちらでの終盤にはシェリー系かアイラ系を
出していただくことが多いのですが、
やってきましたよ色合いからしてどっぷりシェリー♪
何度も書いてしつこいようですがこちらで美味しいシェリーを
頂くまではあまり良い出会いが無かったせいもあり
シェリー系に対して少しシリゴミする事があったのですが
もう今では「あれこれ好き嫌いしていたら損をする」
と言う思考が出来上がっておりますので
逆に「ここで出されるシェリーと言うことは美味しいに違いない」
なぁんて期待値のほうが高まって余計にわくわくしたりします(笑)
毎度のゴタクはともかく感想です♪
香りは、甘めのレーズン入りのビターチョコレート☆
干し葡萄のわずかな酸味がちょっぴりだけ甘酸っぱさを
伴って香ってきます(^^)☆
貴腐ワイン系のニュアンスとそれに漬かり込んだ甘草の印象☆
同時にココアとコーヒーの混合した感触♪
ほんの微かなスモーク感(^^)☆
もうこれは王道の長熟シェリーのお手本のような香りです☆☆☆
味わいは、漬かり込んでいるはずなのに嫌味が殆ど無い
厚みがあり少し暖かい方向のワインとコニャックのニュアンス☆
微かな渋みはアクセント程度でかえって良い雰囲気(^^)☆
甘みの中に柑橘系のニュアンスも感じます♪♪
プラムのような酸味も僅かながら潜んでいる雰囲気☆☆☆
樽感はこなれた溶剤の感触を除いた古い家具のイメージ♪
抜けは穏やかで長く漂い続ける感じで素敵です(^^)
これはとても安心していただけるクオリティーの高い一品ですね(^^)
食後のゆったりとした時間をくつろぎながら
落ち着いていただきたいと言う欲求が自然と湧いてきます☆
さすがのファークラスの実力と言ったところでしょうか♪
なぁんて言いながらファークラス自体あまり経験がなくて
普段耳にしている事をただ刷り込んでいるだけなんですが
まだまだ出来の良いシェリーの奥底にある
ファークラスの様相など全く解かっていない未熟者・・・
これからどんどん美味しいファークラスに出会って
自分の描くファークラスの印象を形作っていけたら
凄く楽しいだろうなぁ~
などと思いつつ・・・
いよいよ次回が最後の一杯でございますm--m
#グレンファークラス