本日は前回よりの続き毎度の有楽町からの日記
この日の最後の一杯です♪
さて、思い起こせば(笑)
この日のラインナップも素晴らしいものばかりで
私がたまにしか来ないから大盤振舞いして頂いているわけでもなく
毎回同じような予算の中でやりくりしていただいていると言うことだけは
ここへおこしになられたことがない方々には特に重ねてお伝えしたいと思います。
一朝一夕にまね出来る事でない情熱と努力の賜物で成り立っているのだと
いうことも重ねてお伝えしたいと思います。
決して「金額さえ見合うものを差し出せばそりゃ良いものが飲めるだろ」
といったお店ではないことは、私のような輩が足繁く通うことでも
解かっていただけるかと思っておりますが・・・
変なこだわりなく自分が美味しいと思ったものをお客に
美味しく飲んでもらえるようにという、いたってシンプルな気持ちを
突き詰めた結果がこの聖地と言うわけです♪
もちろん!素敵なお店は他にも沢山ありますから、機会があれば
どんどん開拓したいと思って入るのですが・・・
まぁそろそろ年齢も押してまいりまして楽な方へ楽な方へと
ついつい足が動かなくなっている昨今でございます。
なんだか月末で前置きが長くなってしまいましたが
この日のとどめの一発はこちら↓
ポートエレン 1982 21年 ダグラスオブドラムランリグ 60.8%
Port Ellen 1982 21yo Douglas Of Drumlanrig 60.8%
ハイプルーフ&しっかりシェリー&ポートエレンという
〆の一杯としての三拍子が揃ったボトルです(^^)
このボトリングは初めてで、ドラムリングと言うお城の名前に
ちなんだボトリングなのだそうです♪
どうやらお城のギフトショップでも売られていたのだそうですが…
さすがスコットランド☆
でもこの手のハイプルーフ品はさすがにギフトショップで販売という
わけには行かないでしょうし、加水のものも色々あるようですね。
いずれにしてもこういうボトルとご対面すると、蒸留所だけでなく
色んな場所へ行きたくなって困ってしまいますね(^^;)
香りは、押しの強いシェリー香がしきこんだようなピート感とともに
押し寄せてまいります(@。@)
ダークチェリーやプルーンに深入りコーヒーのような印象☆
奥底に甘みと硝煙を感じる雰囲気♪
皮系のサルファリーがふわふわとまとわり付くような印象。
かなり濃縮された香りですがピートヨードがしっかりあって
ポートエレンの印象を深めています♪
味わいは、動物系の硝煙とピートが深炒りされたしっかりシェリー☆
僅かにゴムの印象が抜けますがそれほどネガティブな印象は受けず
かえって個性を上手く表しているような雰囲気です(@。@)
奥底に発酵チーズのような印象もありふくらみを感じる味わい☆
余韻にスーッと上品な甘さが残るところは素敵ですね♪
貴重なポートエレンのハイプルーフとあって
の見ごたえも味わいも重厚な雰囲気で
〆にふさわしい一杯でございました(^^)☆
正直ポートエレンにはそれほど執着はないものの
こうやって美味しいボトルに合えるといつものように
ぶれまくる下世話な輩ですが、今となっては執着できるような
ポートエレンはありませんし、ここでおとなしく美味しいエレン様を
楽しませていただけるだけでもありがたいと思わなければです♪
次回からはまたしても有楽町ですが・・・この役半月後です。
#ポートエレン