本日は前回よりの続き♪
名古屋のBARNSさんからの飲み日記の第3弾です♪
いきなり先制ホームランのローズバンクから
素敵なバーボン樽のドロナックの長熟と
相変わらず一筋縄ではいかないラインナップで参りました
所へ「この辺は押さえておきましょうか♪」とおっしゃり
登場いたしましたボトルはこちら↓
ベンリアック 1975-2010 34年
ウイスキーエージェンシー向け 50.6%
Benriach 1975-2010 34yo For The Whisky Agency 50.6%
相変わらず下世話なブロガーの心中をしっかり解っていらっしゃる
マスターのチョイスには嬉しい悲鳴が沸きあがりますね(^^)
当時話題のベンリアックのエージェンシー向けボトル♪
普段からネットを徘徊していると噂ばかりが色々と目に飛び込んで
来るのですが、全てに出会えるはずも無く、指をくわえて
よだれを流すにとどまるのですがこれもそんなボトルの
一つでしたので喜び勇んで頂きました(笑)
香りは、最初ベリー系かと思わせるような上品なタンニンを
感じるのですが、同時に南国系のフルーツ香が絡んでまいりります(@。@)
なんというか・・・杏の風味に赤ワインの風味を絡めたような印象♪
次々と印象を変えるような複雑さではないのですが
深みがあるのに繊細という感じです(☆。☆)
時間と共に杏から桃のような印象がやってきて
どんどんとバニラ系のニュアンスになって行きます(^^)
とっても楽しめる感触ですね☆☆☆
味わいは、ほんのりとビター感を伴ったしっとりとした柔らかめの
樽感から段々とフルーツ味が出て来る感じです(^^)
フルーツ感は淡いイチゴと桃をミックスしたような雰囲気(^^)
酸味感はそれ程きつくは無いのですが、少しシトラス系の
ニュアンスも感じました♪
柔らかい甘味感はシロップと花の蜜をミックスしたような雰囲気♪
時間と共にトロピカルな様相を増して行きます♪
思ったよりもストレートな美味しさで、素直に楽しめる感じですね(^^)
このあたりの貴重品をそれなりに冷静に飲めるようになったというのは
嬉しい事なのか悲しいことなのか・・・・(きっと悲しい事)
と思わず考えさせられるような感触です・・・
経験が段々とあがってきて、比較対象が増えてくるとどうしても
あれと比べてとか、あっちの方が、とかついつい思ってしまいますが
根本的にはとっても美味しく頂きました(☆。☆)/
そういえば・・・先日初めて行ったお店で物凄くストレートに
「珍しいお酒がお好みですか?」と聞かれて少々戸惑ってしまい
ひねくれた私は「マスターご自身がお好きで、’これなら’と自信を持って
薦められる物を下さい」といつものお願いをしたのです。
(これって結構人によっては迷惑なオーダーですよね・・・)
勿論、珍しくて美味しければ嬉しいのですが、珍しくなくても美味しいもので
あればそれが飲みたいのでありまして、珍しくても高価になりすぎるものは
やはりそうそう手が出ません・・・
所詮は下世話な飲み歩きをしている世間の狭い輩ですから
どれが美味しいと感じるかなんて飲まないと解らないし
人が美味しいと思っているものを素直に美味しいと感じるかどうかは
あくまでも個人の趣向でありまして、いろんな方の感性に触れてみたいというのが
建前でなく本音なのですが・・・
やっぱりいきなり「珍しい物」発言をかまされてしまうと
普段の心がけがもう一つ芯が通っていない私としましては
ちょいと戸惑ってしまいますね(^^;)
欲を言えば・・・・・
経験の無さから見過ごしていたようなCPの高いボトルなど
紹介していただいたりするとかなり嬉しいですし
もう尊敬のまなざし満点になっちゃいますよね(笑)
私が足繁く通うお店のお方は、その辺のややこしい事を十分
解ってくれていてくださいますし、そもそもしっかりと自信と経験を
積んでいらっしゃいますから、安心してお任せ出来るというのが
私のような輩にはとても嬉しい事でもあります♪
珍しい物はやっぱり飲んで見たいけど、それよりも何よりも
美味しくて楽しい時間を過ごしたいというのが根本ですよね♪
最近変に耳年増というか目年増になっていまして
お酒の根本を見失いそうになっておりますので
心持をしっかりと!でも楽しむことは忘れずに!
そんなことを自分に言い聞かせている次第でございますが
「ってなこと言っても 力んでも ズッコケ丸出し・・・」
な、毎度のお馬鹿ノンベーでして、いつになったら
格好良くスマートにBAR飲みが出来るようになるのか・・・
道のりはまだまだ遠いですね(^^;)
今回は後書きが思いっきり長くなってしまいましたが
最後までお付き合いくださった方ありがとうございますm--m
まだまだ名古屋の夜は次回も続きます(^^)
#ベンリアック