先週、S百貨店で骨董市をやっていた。
和物から洋物までバラエティにとんだ出店だった。
和物関係のお店で小さなガラスケースに入った簪が目に入った。
赤い玉は山珊瑚だそうで昔海だったところが陸になりそこから出て来た珊瑚の化石らしい。
インターネットで山珊瑚のことを調べたらこのような事が書かれてた。
*インドやチベットの山珊瑚は、大昔、海の底にありました。古太インド亜大陸が南方から移動し、ユーラシア大陸と衝突して隆起してヒマラヤ山脈となり、そこから採れたのが珊瑚の化石である山珊瑚です。チベットでは昔から、トルコ石、銀などとと合わせて、愛用されてきました *
この簪も銀台に山の実の様にデザインされて作られている。
白く見えるのはオパールです。
一目で気に入り、お店の方にもう、今日が最終日ですのでと、お安くして頂きました。
なんでも、戦前のものらしく、随分とコンデションの良い状態で
その頃これだけの細工の物を持っていらっしゃたとは、かなりの、、、云々と説明して頂く。
それにしても、とてもセンスの良い簪だと思うのですが。