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念願かなって

忘月忘日

ずっと探していた、不良バーテンダーさんのお店に行くことができました。
BBCのマスターと行く予定でしたが、マスターは体調不良で参加できなくて、嵩張るトーキング・マシンを引きずりながらお店に向かいました。

お店の入口を見ただけで、マスターのセンスの良さが伺えました。

ドアを開けマスターと対面、軽く会釈をして、上着と荷物を置いてカウンターの方を振り返ると、マスターがずっと私の顔を見ておられました。

これは、ばれてるなと思い、「browneです」と挨拶すると

「そうじゃないかなと思ってたんです」と返ってきました。

マスターは、写真で見た印象とは違っていました。
若々しく男前でした!
お店の雰囲気からして、バーボンと音楽(特にブルース)に並々ならぬ愛情を持っておられる事が感じ取れました。頂いた名刺もハイセンス。

最初の1杯はバーボン・トニックをいただきながら、少しばかり音楽やウイスキーの話をさせていただきました。

少ししてマスターが私に見せて下さったのが、THE BANDの初来日の時のCDでした。
持って帰って聴いて下さいとおっしゃったので、ありがたく借りて帰ることにしました。

そして、私の隣席に鎮座していたトーキング・マシンが何かおすすめのバーボンと言ったところ、出てきたのがこのボトル。

ジム・ビーム ボンデッド
マスターおすすめの1本。
こ、こ、これは素晴らしいバーボンでした!!

そしてこんなのもありました。

これは飲めません。


出てくる出てくる禁酒法時代のボトル
ボトルの裏ラベルには、FOR MEDICINAL PURPOSES ONLY(医療用)と書かれています。


HENRY McKENNAのこのボトルもいいですね♪

途中、マスターのお店で生録された、甲斐さんのLiveを聴かせて頂きました。
マイク録りとは思えない、抜群の音質でびっくりしました。

BGMに酔いしれながらお酒楽しんでいたのですが、はじめはおとなしかった隣席のトーキング・マシンに知らぬ間にスイッチが入ったようで、それからはBGM もかき消される大音響のウイスキー話がはじまりました。トーキング・マシン絶好調で私がウイスキーの注文をするスキも与えてくれませんでした。挙句の果て、終電に間に合わなくなってきたので、トーキング・マシンのスイッチをオンしたまま放置してタクシーに飛び乗りました。(マスターごめんなさい、何とか間に合いました!)

PS:
放置したトーキング・マシンは次の日、猫バーのカウンター隅に移設されていたようです。


THE BAND 1983年初来日(The Band Is Back)の時のチケット

大阪公演は、8/27・29大阪フェスティバルホールの2回
私が聴きに行ったのは、8/27
CDの音源は8/29のテイクのようで、残念ながら私の拍手は収録されていないようです(笑)

#飲み歩記

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