DIAGEO新リリース、「Port Ellen 9th release 30yo 1979
(57,7%, OB 2009).」のテイスティングノートが届きました。
本ボトルは「DIAGEO “Classic Malts” 2009」の1つです。
Port Ellen 9th release 30yo 1979 (57,7%, OB 2009)
インプレッション/香り |
勢いは以前の瓶詰めより少し控え目なようです。ピートの影響はむしろ柔らかい、麦は蜂蜜やバニラに覆われているように甘い。ドライフルーツと西洋ナシ。他のポートエレンのOBより薬のメモ。わずかにメントール。レモンとほんの少しのバニラ。リンゴ。本当に自信に満ちた30年熟成です。 |
口 |
コーティングされたような口あたり、ピート感、甘み、すぐにスパイスが効き始めます(コショウ、シナモン、ナツメグ)。塩気のあるカンゾウのヒント。強力でバランスがいい。 |
フィニッシュ |
余韻長く、完璧な甘さ、煙、スパイスとカンゾウの上で徐々に静かに弱まっていく。 |
評価 総評 |
間違いなくハイクラスなドラム。8thリリースの失望に報いるであろう。特に香りは素晴らしい。 |
発表から時間がたって(当サイト初報10/1)各方面の評価が上がってきていますが、本ボトルは今回のクラッシックモルツ2009においてテイスティングコメントが最も好感的だと思います。
前回リリースがあまり人気が出なかったこともあると思いますし、ポートエレンオフィシャルボトリングにおける「初の30年熟成」ということもあるでしょう。
#ポートエレン