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四十七 バルメナック

この日は朝から自転車でトミントール→グレンリベット→クラガンモア→トーモアを周り、トミントール村に戻らないといけないのに、自転車が快適だったので勢いで(やけくそ?)スペイサイドでは最西のバルメナック蒸溜所まで足を伸ばした

トーモアからA95を南下、40分は走っただろうかクロムデイルの町(村?)に入ったところでA95には看板があがっていなかったが、町の東に蒸溜所の赤い煙突が遠くに見えた
A95 から1㌔くらいはあったかな、道の突き当たりに蒸溜所はあった。

やっと看板を発見。
この地はスコットランド独立を果たすため、スコットランド軍がイングランド軍に最後まで戦った地で敗戦の悲劇は「ホー・オブ・クロムデイル」の民謡に歌われている。
町の外れにある蒸溜所の辺りも拓けており、なぜかカラスも多く古戦場を連想させる地であった。

来ました♪来ました♪

まぁーたく、見学者は受け付けてません。な佇まい。

だが、図々しい私は入って行き、インバーハウスの文字を掲げた事務所で、トミントールから自転車で来たやらトーモアは見せてくれたやらと意味不明なアピールでまたまたスチルのみを見学させてもらう事に

微妙にサイズの違うスチルが(10500㍑x2 9100㍑x1 16200㍑x1 16400㍑x2)3基ずつ、計6基が横並びに並んでいます。

ここのモルトはシェリー樽によく合うんだよな~

スチルハウスだけだったが、いやいやここまで自転車で来たかいがありました。

さて、バルメナックを観終わって3時くらいだっただろうか、トミントール村まで戻らなくては!である。
簡単な地図を眺める。どう考えても来た道を戻るよりA95をこのまま南下しA939に入り戻ったほうが近そうなんで、そっちのルートをとる事に
これが、大変な帰り道であった・・・あの辺りをまわった方なら想像できると思います・・・車ならいざ知らず、自転車。それも自転車を通勤でしか乗っていないという素人自転車乗り・・・
結局、何マイルあったのだろう、何も無いところを延々6時間、持っていた水はなくなるは、途中からもう自転車をこげなくなってき、少しの上り坂でも自転車を押す始末・・・走り続け押し続けトミントール村に戻ったのは9時過ぎ・・・トミントール村が見えてt来た時には心からホッとした。。。マイクとの店終わるまでには戻って来るという約束は果たせず・・・ゴメンと思いながら、クタクタでとりあえず喉の渇きだけをどうにかしたくて、PUBへ入りぬるいエールはいらないのでファンタオレンジを一気飲み。。。店員さんに笑われる始末。
本当に大変であった・・・あまりのしんどさに道中の写真を撮るのを忘れたのにはただただ後悔。。。。

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