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TOMINTOUL The Whisky Castle

Crathieでロイヤルロッホナガー蒸溜所見学の後、宿を確保しているBreamarまでバスでさらにDee川沿いを西に15分


Breamerの街並み。
Crathieにもゴルフコースがあったがここにもゴルフコースの標識がありますね

街中を流れるDee川。

着いたには昼過ぎ、宿が開くのは5時・・・
街中をフラフラするも20分足らずで終わり。この辺りはすぐ北にケアンゴルム・ナショナルパークという森林公園が広がっているのでトレッキングなどを楽しむ人達の中継点な街のようだ。

やる事ないので街で1軒のパブへ

ホテルも兼ねたPub FIFE'S ARMS。
INNっといった感じですね。
誰もいない。。。

バルモラル城が近くにあるからか、この辺りにはやたらとロイヤルなんとかいうネーミングのものが多かった。ロイヤルファミリーもよく訪れるからなのか、あやかってるのやら、街もロイヤルで上品だ(笑)
上品なパブでBODDINTONSをいただく 4.5£と値段もロイヤル!高い観光客相手のパブなのかな。

さて、どうやってここからスペイサイドへ入るかロイヤルな値段のエールをチビチビやりながら思案する。。。
道はある・・・私は車ではない・・・オール路線バスである。私の持っていたバスの路線図にはこのまま素直に北上してスペイサイドに行くバスは無し・・・アバディーンに一度戻ってOldmerdrumなどを経由して東から入るというこれからの(アバウトな)旅のルートからいうと非効率(まあ元々バスななんて非効率)だな。っとひとり頭をもたげる
最悪、Tomintoulまで12mile、丸1日歩くかなぁと腹をくくる。

どうにかならないかなと、街のインフォのオバチャンにTomintoulまでのバスはないのかと聞くと、オバチャン、バスなんてあるのかしらと調べてくれた。。。
A93をまた東に戻りCrathieを過ぎた街Ballaterで乗り継げば、日に1本バスがあると天の声
たしかにA939がTomintoulまで伸びている。
ありがとうオバチャン歩かなくてよかった。

胸を撫で下ろし宿へ。

感じのいいYHだった。
やはりハイキングや登山を楽しむ人達が利用する宿なのか、宿内には登山具やスキー用具などが飾られていた。

山間のせいか6月末にもかかわらず寒かったが熟睡できた。

翌朝、オバチャンの調べてくれた時間に間に合うようにBreamerを経つ
Ballaterで降りる。あそこもなかなかな上品な街であった。

バス乗り換えまで時間があるのでバス停向かいのグロオッサリーに入るとウィスキーも並んでいた欲しいボトルが何本かあったが、いかんせん貧乏旅行者である私はバスのギリギリまで悩んで、この頃のジェームスマッカサーに好きなモノが多かったので25£と値もそこまで高くないモノを購入。
08年当時1£=220円・・・ただ今のレートならもっと安かっただろうに・・・


未開封のまま自宅の棚にあります。
下手な酒屋に入ってウィスキー見るより田舎のグロッサリーを覗いたほうが楽しかった思い出がある。

さて小さいバスに揺られA939を北上
スコットランドにしては高地なケアンゴルムのなだらかな広陵とした所にスキー場があったりと、こんなトコ歩いてたらどうなってたんやろっと思う。。。。改めてオバチャンありがとう。

40分弱でTomintoul着。

もうここはスペイサイドだ

街の目抜き通りの外れに3日間お世話になるYHがある。

ここも小じんまりとしたいい宿であった。

ロンドンから来たという宿を管理している、色々とお世話になったご夫婦。
いつもニコニコしているママとは違い、強面で口数の少ないパパだったが、ただの人見知りな強面だったようだ。私が次のYHの予約をしようと受付を覗いた時にママは不在で恐る恐るパパにお願いすると、苦笑いをし苦手なパソコンに大きな体を縮めパソコンに向かってくれ「駄目なんだ俺」と笑っていたお茶目なパパだった。きっとママがいないと何も出来ないだろうなぁ(笑)

荷物を部屋に放りこみ、この街の楽しみのひとつウィスキーショップへ


THE WHISKY CASTLE。
目抜き通りのほぼ真ん中にありました~。

いいですね~、テンション上がりながら中へ。

凄ぉーい!
店主のマイクさん。

っと、初めは思いまじまじとボトルたちを眺めるが、ほとんどが日本に入ってきているボトルばかり(笑) 日本て凄いですよね。

ただ、これ飲めあれ飲めこれ飲んだ事あるか?とドンドン飲ませてくれた

どんどん出すマイクさんの様子。
なんのボトルか思い出せないがオスロスクが、うんまかったのを覚えている。。。なんだっけかな・・・

今日か明日に行ってみる、街から一番近いだろうと思われるトミントール蒸溜所の場所を尋ねると「あそこはノーヴィジターだよ。でもちょっと待て」と、知り合いだからと電話をしてくれ「いつ行く?明日は日曜だから月曜でいい?何時に?名前は?」で電話をガチャリ。
その上、バスか歩きで行くというと、呆れ顔で自転車ならすぐだからと自転車貸してやるから月曜の朝に取りにおいでと。ありがたいぃ~

マイクと記念写真。
まあーあ、一人旅なので自分が写ってい写真が少ない中の貴重な一枚(笑)
もう目隠しするのは面倒になったので顔出し。肌の色が悪いなぁ・・・なんでやろ。。。

マイクは気にはしていないだろうが、ここまでしてもらって何も買わないのは悪いかなっと、日本に入ってきていない数少ない物の中から私の懐と相談して1本を選んで購入。
このウィスキーショップのオリジナルヴァデッドモルト。
ここのオリジナルだし25£と高くなかったのもあって購入したのだが、マイクは眉をひそめ「それアイラウィスキーだけをヴァッティングした物だよ悪くはないが、それならこっちのにしときなよ、美味いよ!」っと言っていたが私にはちと高すぎた。。。マイクは純粋にウィスキーが好きなので商売で言っていないのは分かるし私もできるならオススメされたのが欲しいが、僕は他の日本人の旅行者と違って貧乏なんや、だってトミントールまでも自転車やろ?って言ったら、納得してくれた(笑)

トミトールにいる間の3日間、このウィスキーショップには3日間通い詰めた。

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