こんにちは、今日は先日「無路良」さんでいただいたこんな一杯。いやハーフなんで半杯?
Clynelish 12yo for Edward & Edward, white label, rotation 1971
ジャッコーネさん向けの伝説のクライヌリッシュの1本です。画像年数表示切れてましたが12年です。こっちにも写真あります。
オールドボトルは詳しくないんですが、調べた範囲でわかったものはジャッコーネさん向けに詰められたのは1960年代1969,1971,1972,1973ローテーションと実に多彩。1972までがwhite labelで1973からはバイカラーラベル。
1969と1971のラベルはネットから画像確認できたんですが、whiskyfunで見るとラベル上部の赤いロゴマークの形が少し違うように見えます。これが判別法なのかな?
1972はキャップが違うようですが画像では確認できず。
(間違いありましたら教えてください)
ラベルからは自信がありませんが、うろ覚えながらマスターが1971ローテーションと話していた気がするので間違いないはず。
冷静に考えると1959年の原酒!?
こんな貴重なボトルに出会えたことに感謝です!状態も非常によさそう。
さて、実際にいただきましたが、最初の印象は「パワフル」でした。
度数40-43%くらいの気持ちで飲んだんですが、パワーがあります。度数確認しましたが、ジャッコーネさん向けなんで56.9%に決まってますよね。そりゃそうだと、自分の中でなんかちょっと恥ずかしくなりました。
そして「パワフル」は別に度数のことではありません。
なんか、ど真ん中にぶれない大木のような芯を感じました。スコットランドの大地を連想しました。そして周囲にはフルーツ感。
自分が飲んだことのあるオールドのクライヌリッシュはバイカラーのこれだけなんですが、このときの印象は
フルーツ云々でなくて印象はとにかく麦。切れのある麦が攻めてくるイメージでした。ボディは強く感じませんでしたが輪郭が綺麗なイメージ
それと比べると、フルーティーでボディは非常に厚く攻めてくるというより、ど真ん中で鎮座しているイメージ。なんか攻めてくるというより、吸い込まれるようなイメージでした。なんか「かかってきなさい」といわれてる気がしました。
非常にすばらしかったです。
1970年代前半のブローラも実は飲んだことが無いのですが、いきなり飛んで1950年代。
貴重な経験でした。
#クライヌリッシュ