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ウイスキーフェスタ!09・樽


昨日の午後は仕事を早退してサントリーさん主催の
ウイスキーフェスタ!2009へ参加してきました。


受け付けで1,000円を支払い、ドリンク引き換え券をいただきます。
ただし会場のほとんどの方は招待客で、明らかに分かる一般参加方々は浮いていました。


会場に入ると、パーテーションの奥から、製樽の、フープを叩く音が聞こえました。

即座に製樽の音だと分かるあたり、
まるで「クイズ・ドレミファ・ドン!」みたいです。(笑)

いつもならイベントやブッフェ等は一通り見てから味わう僕ですが、
製樽の音が聞こえてしまった以上、一直線に製樽会場へ向かいました。


案の定、フープを叩いて樽が締め上げられています。
名古屋で製樽を見学できるとは思ってもいませんでした。

製樽が終了すると「樽を作って見たい方はいらっしゃいませんか?」との問い掛け!!!
一瞬迷いましたが、一番に参加を表明させていただきました♪

サントリーさんとしては、一般の方に樽作りを体験していただくのは
初めての試みだとの事です。


手袋をして、ハンマーを持たせてもらい、


まずは解体です。
(僕も参加していたので、僕自身の写真はありません。)

フープの締まり具合は、想像していたよりも「硬い」と感じました。
結構な力でハンマーを叩いても外れないので、
力強く叩いてフープを外させてもらいました。


側板、鏡板、フープをバラした後は、組み立てです。

ヤグラに鏡板を載せ、その鏡板に側板を並べていきます。
しかも順番はバラバラ!
バラバラで良いとは思ってもみませんでした。
(ダボ穴と鏡板の位置関係だけは決まっています。)

しかし最後の1本の側板が入るスペースがありません。
ここだけは職人のテクニックで、最後の1本をはめてもらいました。


そしてフープを1本はめた後、側板を足で蹴って少しずつ締めて行きます。
すると側板が立って、鏡板がヤグラから浮くはずですが…。

上手くできなかったため、職人さんが修正をしてくれました。
即座に修正が効くあたり、流石です。
見学者一同、感動しました!


そしてフープを叩いて樽を締め上げ、
ひっくり返してヤグラを抜いた後、鏡板をはめ、
フープを叩いて樽を締め上げて完成です。

組み立ての、ほぼ全行程を体験させてもらえました!
結構、腕は疲れましたが、何よりもめちゃくちゃ感激です。

今回の貴重な製樽体験では、今後の我が家の
ミニ樽の修復に生かせる技を体得させてもらったかもしれません。(笑)
いや、冗談抜きで、自信が付きました。


2度目の参加者は女性が多く、ハンマーで力強く叩かないとフープは動かせないので、
相当に苦労されていました。

製樽体験をさせてもらっただけで、お腹いっぱいに感激♪
わざわざ岐阜の田舎から高速バスで出向いた甲斐がありました。

製樽体験は機会があれば、ぜひぜひ、またやりたいです!
ぜひぜひ、本当にぜひぜひ、しつこいですが、ぜひぜひやりたいです。

#japanese

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