ジュラなんて最後に飲んだのいつだったか…全く思い出せませんが、ファイルを見返すと、意外と今年初め頃でした(笑) ああ、そっか、確か地元で旧10年を冗談半分(失礼)で飲んでましたね…。
そういえばスタンダードの現行ジュラって全然飲んでないので、たまには飲んでみようかな~なんて思ったりもしますが、如何せん次々に飲みたいモノが出てくるので、ついつい後回しになってしまいます。
さて、久しぶりのジュラは70年代になりました。
BBRから2種類リリースされた内の1つです。
(もう1つはCask No.888)
BBRのベリーズ・オウンは、どれも結構好きだったんですけど、ラベルが一新されてからは、あまり飲む機会に恵まれていませんでしたので、そういう意味でも楽しい1杯になりました。
今回も久しぶりに飲み仲間と(略)…というわけで簡易テイスティングです。
Berry Bros & Rudd
蒸留年:1976年
瓶詰年:2012年
Cask No.:889
55.1%
【色】
やや深みのある琥珀色
【香り】
しっかりとした厚みの奥に熟したフルーツ香。なかなか太いシェリー系。ビターキャラメルと薄い醤油、ザクロや煮詰めたブドウ、プルーン。薄いアーモンドや土っぽさ。
【味わい】
やや穀物系の雑味のある口当たり。ゆったりとローストしたナッツ、埃っぽいスモークチップ。表面的なダークチョコやコーヒー豆っぽさで深みに欠けるが、軽めのドライなシガーのようにも。
【フィニッシュ】
湿った枯葉、栗の渋皮。ウッディさが前面に出て、遅れて木の塩気と薄い干しブドウのニュアンスも。表面的な厚みで程よく淡い余韻。
初めは意外と厚みがあって、どっしりしている印象で、角が立っているのかと思いきや、飲んでみると意外とスルッと飲めてしまいました。
厚みが「表面的」だと感じましたが、飲みやすさやサクッと適度な飲みごたえはあるので、そういう意味では面白い1杯なのかもしれませんね。
それにしても、この日を振り返ってみると'76ばかり飲んでました。飲んでる最中は気付かなかったんですけど(笑)
今回は、爽やかキュートなラウンジ・ポップを。
ドイツ出身の兄妹ユニットRivieraの1stアルバムより「Playmate'74」です。
なんだか物凄くピチカートですよね(笑)
しかもこの曲、前半は日本語で歌っています。
http://www.youtube.com/watch?v=9w61Ib0jBUc
#ジュラ #アイランズ #ベリー・ブラザーズ&ラッド