MENU

トマーティン 1976 34年 リキッド・サン

ライフのリリースで、他の’76トマーティンと比較していたのですが、
コイツを記事にするのを忘れていました(汗)
昨年の夏頃リリースだったでしょうか。
リキッド・サンの濃密’76トマーティンです。

実はリリース直後に買いそびれてしまったのですが、
ちょうどFacebookで某酒屋さんからお声をかけていただき、
何とか入手したボトル(だったら早く書けってハナシ・・・すいません)

今更感たっぷりですが、遅筆と時差は得意技ですので
ご了承いただければ幸いですm(_ _)m

トマーティン
1976 34年
リキッド・サン

蒸留年:1976年
瓶詰年:2011年
Cask:シェリーバット
Bottle:366
48.7%

【色】
ややオレンジがかった赤褐色

【香り】
上品で華やかな深みのある適度に濃い香り。
蜂蜜やジャム感のあるフルーティーさに軽い渋さを伴う。
同時に僅かなオイリーさもあり複雑な印象を持つ。
煮詰めたアプリコット、オレンジ。ややアルコール香強め。
奥に薄くゴム感もあるが厭味は無い。シナモンとローストナッツ。

【味わい】
滑らかな口当たりと、やや奥まった香味の広がり。
過熟のオレンジとグァバ、粉っぽいビタートリュフチョコにシナモン。
カシスや若いザクロの奥から、煮詰め過ぎた紅茶のニュアンス。
湿った樹皮を連想させるほろ苦さ。甘さは控えめ。
香味の割りにシャープで、それほど厚みはないが複雑。

【フィニッシュ】
ややオイリーでグリスっぽさが僅かに鼻に抜け、
濃密な煮詰めたオレンジとシナモンチョコ。僅かに輪ゴム。
意外と切れるように軽やかだが、細く長い余韻が続く。

当時を振り返ると、信濃屋「見返り美人」もそうでしたが、
やはりこの路線かと思いました。
シェリー樽の影響を強く意識させる、ねっとりと絡みつく香味です。
木質感は強いものの、過熟の果物感とのバランスは好み。
特徴的なのは、こんもりと奥まったオイリーなロースト感でしょうか。

前回の記事のモニエや、信濃屋「ぽっぴん」も併せて、
同路線で比較してみるのも面白いかもしれませんね。

惜しいのは、リキッド・サン黒ラベルの’76トマーティンを
買うコトができなかったことです・・・。
昨年、あのサイトで買い物しなかったのが運の尽きだったようです(笑)


すっかり夜は寒さが増してきましたね。
皆様、飲み歩きで風邪引かないようご注意ください。

さて今日は、寒い日にテンション上げたいときの1曲を。
たぶん以前にも紹介したことあるかもしれませんが(^_^;)
DAISHI DANCEのアルバム『the P.I.A.N.O.set』より、
美しいピアノの旋律と4つ打ちが心地良い"SNOW DAYZ"です。

毎年つい聴きたくなってしまい、最近リピート率高めです♪

#トマーティン #ハイランド #リキッド・サン

この記事を書いた人