またかと言わずにお付き合いいただきたい’76トマーティンです(笑)
昨晩、楽しい写真を見せてもらったのと、明日’76トマーティン絡みで
面白くなりそうな用事があるので、今日の記事をコレに決めました。
今や押しも押されぬビッグヴィンテージですが、
もちろん、その流行のきっかけになったのが、あのSSMCなのは
改めて言う必要もなく、既に多くの方が御存知ですよね。
で、それ以前にも、いくつかの素晴らしい’76トマーティンがあったのを
よく覚えている方も多いと思います。
SSMC以前または直近の、’76トマーティンと言えば、
エクスクルーシヴ・モルツが、まだスコットランド国旗デザインの頃の
"1976-2005 28年 51.1%"も、ぜひ飲んでおきたいところですし、
皆さん良く御存知の、ライフの"1976-2008 31年 49.6%"も
忘れられない1本かと思います。
さて、今回ご紹介するのは流行前夜の1本。
ジャック・ウィバーズ オールド・トレイン・ラインの’76トマーティンです。
過去にも何度か経験してはいましたが、先月嬉しい再飲する機会があり、
ブログに書いてなかったこともあったので、改めてご紹介します♪
トマーティン
1976 30年
ジャック・ウィバーズ・ウイスキー・ワールド
オールド・トレイン・ライン
蒸留年:1976年3月
瓶詰年:2007年2月
Cask:バーボン・カスク
Cask No.:2601
Bottle:273
【色】
明るくクリアなイエローゴールド
【香り】
クリアかつ僅かにクリーミーさのある質感を伴う優しい香り。
レモネード、はちみつ、バニラが柔らかく穏やかに広がる。
シリアルやナッツと、パイナップルとアプリコットのドライフルーツ。
ややボンヤリとした香りだが、徐々に滑らかな麦汁香が出る。
【味わい】
スッキリと爽やかな口当たりに、滑らかで豊かな麦の質感がある。
薄めのカスタードクリームの柔らかさに、バニラ、はちみつレモン。
僅かにスパイシーなウッディシトラス、ジンジャー感を舌に。
シリアルやウェハースっぽい香味が素朴な質感を持って広がる。
【フィニッシュ】
軽やかなシロップ感、淡い刺激、ベルガモット。
程よい輪郭を保ちながら、柔らかな風味がゆっくり残る。
やはり第1印象は、柔らかで牧歌的な優しい麦汁感。
ややビターシトラス寄りな刺激はあるものの、
僅かにクリーミーさを伴った質感が、何とも堪らない優しさ♪
昨年あたりの’76トマーティンに多く見られたような、
濃密なトロピカル感や、ベタッとしたシロップ的なニュアンスは無く、
非常にソフトにまとまっている印象が強かったです。
他の銘柄でもそうですが、一昨年から去年、去年から今年・・・と
年を重ねるごとに、だんだんと熟成の素晴らしさを愉しめますよね。
そこに、こうして急に数年前のボトルとその味わいを遡ってみることで、
以前は感じなかった点や、今と比較することができたりして、
とても楽しい体験になりました♪
ごちそうさまでした(^-^)/
今回もラウンジ系ミュージックを♪
日本ではコンピCDでしか収録されてませんが、ドイツのコンポーザー、
PhiZの曲をご紹介しましょう。
既に海外ではアルバムもリリースされていますが、
まだiTunes経由でなどのダウンロード販売のみだと思います。
コンピCDで彼のサウンドを聴いて、すっかり魅了されてしまい、
アルバムをダウンロードしちゃったりしてます(笑)
ラウンジ・ボッサ・ダウンテンポ・エレクトロ系が好きな方にオススメです♪
#トマーティン #ハイランド #ジャック・ウィバース