MENU

ロッホサイド 1991 G&M Spirit of Scotland

今年の上半期に大量リリースされ、数年前から話題だったこともあり、
隠れた人気から一気に知名度が上がったのがロッホサイドですよね。
あの1981ヴィンテージの恐ろしいくらいのラッシュは何だったのでしょうか。
まあ、どれも美味しくいただいたので、特に不満はありませんが(笑)

このブログの過去記事でも、幾つかのロッホサイドを紹介しました。
普段は、かなり過疎ってるブログですが、いつも以上のアクセスをいただき、
その注目度が高かったんだな~、と思い返しているところです。

そんなロッホサイド。今年リリースされた1981ヴィンテージにおいて、
共通するニュアンスは何だったでしょうか?
人それぞれ感じる部分は違うと思いますのでハッキリと断言できませんが、
個人的には、爽やかな木質感・草っぽさから、樽の違いによって
様々なニュアンスを連想してきました。

今回は、若いロッホサイドはどうなのか?
と、ふと興味がわき、ロッホサイドの共通点を知りたくて再度飲んでみました。
G&MのSoSのロッホサイド。1991ヴィンテージです。
’92に閉鎖ですから、’91モノもG&M・DL等から多くリリースされていますよね。

ロッホサイド
1991
ゴードン&マクファイル
スピリット・オブ・スコットランド

蒸留年:1991年
瓶詰年:
Cask:リフィル・バーボン・バレル
61.7%

【色】
ややオレンジがかった薄いイエローゴールド。

【香り】
やや刺々しいドライな刺激が鼻に突き、薄いメロンやキュウリっぽさ。
若い梨、シロップと、表面に湿った木屑っぽさが感じられる。
奥にミカンの缶詰のようなニュアンスと、ハーブの爽やかな香り。

【味わい】
スッキリとしていてドライな口当たり。
若草とシロップ、バニラ、プレーンなシリアル、リンゴのドライづルーツ。
フワッと爽やかな風味が前面に現れ、ピリッとした刺激が舌を刺す。
やや青臭い草の風味とオレンジ、薄すぎる紅茶のニュアンス。

【フィニッシュ】
強くホットなスパイシーさが鼻に抜け、若々しい草の苦みが残る。
スッキリと短い余韻で、軽い木材っぽさ、若い青リンゴも現れる。

メロンの皮に近い果肉や若いリンゴ、オレンジ等のシトラス系など、
総じて爽やかさが印象的でありながら、ドライなモルトかなと思います。
やはり植物的な爽やかさが強く印象に残りましたね。

新しいコニッサーズ・チョイスは、スッキリしすぎて軽やかな木質感が
割り箸みたいだな~なんて思っちゃったりもしましたが(笑)
こういう感じの爽やかさは個人的に好みなので、美味しくいただきました。

ちなみに、過去記事のロッホサイドは以下のリンクからどうぞ。
上半期のもので、エイコーンとキャプテン・バーンズは書いてません(笑)

→ カテゴリ:ロッホサイド


80年代の孤高のミュージシャンの1人、マイク・オールドフィールド。
ニューエイジ、プログレが主体で、完璧主義者でもあり、自身で全ての
パートを演奏してしまう人でもあります。

彼の代表曲、というか彼の作品と認知していない人も多いのが、
1983年リリースの『クライシス』収録の"Tubular Bells Part1"です。
イントロだけがサンプリングされ、超有名ホラー映画で使用されました。
あの『エクソシスト』のテーマ曲です。

今回は、マギー・ライリーをボーカルに迎えた1983年の大ヒット曲
"Moonlight Shadow"をお届けしましょう♪

#ロッホサイド #ハイランド #ゴードン&マクファイル

この記事を書いた人