今年は’７６トマーティンをたくさん飲んだな～
と、言う人は決して僕だけじゃないですよね（笑）
いやはや、本当に多かったです・・・。
一応、同い年なもんで、買える範囲で買ってはみたものの、
やはり少し多いよな～という感は否めません。
まあ、相変わらずの美味さですし、これ以上の熟成を重ねると
それこそオフィシャルなみに僕では手の届かない存在になりそう(>_<)
昨今のボトラーズは高騰気味ですが、それでも買える範囲なのは
ありがたいことです・・・。
さて、トマーティン’７６。
品質保証というよりは、もはや出れば間違いなし、といった感じでしょうか？
エージェンシーのパーフェクト・ドラムですね♪
最近は若干ライト傾向が気になるところではありますが、さてさてコチラは？
トマーティン
１９７６ ３４年
ザ・ウイスキー・エージェンシー
パーフェクト・ドラム
蒸留年：１９７６年
瓶詰年：２０１１年
Cask：EX-シェリー・バット
Bottle：３９６
５１.９％
【色】
表面にオレンジを帯びた明るい琥珀色。
【香り】
非常に華やかで鮮やかなフルーティーさ。上品というより華麗。
薄いホワイトチョコレートにオレンジソース。アプリコットから黄桃へ。
爽やかな乾いた木材のような香りと、蜂蜜を塗った食パン。
徐々にクリーミーでフレッシュなバニラ香と、奥に僅かなリンゴ。
【味わい】
爽やかで軽めの口当たり。フワッとフルーティーな風味が広がる。
オレンジと生キャラメル、軽いシロップ感の後にプラム。
刺激は控えめだが、パッと弾けるような風味に鮮やかな印象を持つ。
アプリコット・ティー、薄く木屑っぽさがあり、舌に植物系の苦みを少し。
【フィニッシュ】
やや南国的なニュアンスを連想させるフルーティーさ。
ジンジャーっぽさとオレンジに、ごく僅かなパパイヤ。
キレがあり軽やかで華やかな短い余韻だが、爽やかな満足感。
華麗ですね♪
どちらかというとピアレス系？そんな印象を持ちました。
今年リリースされた’７６の中では、最も華麗なのではないでしょうか。
こちらは抜栓して約２週間程度。
液面は、ほぼラベル上部の位置です。
実は、抜栓してすぐに親しくさせていただいている方々に
小瓶でお分けする機会があって、僕自身はこの状態からのスタート。
・・・にしても、これだけ華やかってコトは、さっさと飲んだ方が・・・？
いえいえ、せっかくですから、もう少しゆっくり愉しみたいと思います(^-^)/
あ。
トマーティンって飲み終わったグラスが梅酒っぽい香りな気がしません？（爆）
エラ・フィッツジェラルドの魅力をどこに見出すか。
非常に難しい問いですが、女性的でもあり男性的でもあるヴォーカルも
その魅力の１つなのは間違いないのかもしれません。
稀代のスキャット・シンガーでもあり、同時にエモーショナルで
ソウルフルでもありますよね。・・・ん～一言で語ることの難しさ！
で、歌声を聴くと、そういうのが全部吹っ飛んでしまうわけで・・・。
今回の曲は、名盤「Mack the Knife-Complete Ella
名曲中の名曲“Mack The Knife”です。
映像をご覧になればお分かりかと思いますが、めちゃくちゃ楽しいです♪
#トマーティン #ハイランド #ザ・ウイスキー・エージェンシー