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グレンリヴェット 1940 – 1982 G&M

先週の土曜日。
ちょうど1週間前になりますね。
初めて、千葉県市川市にあるBarに伺いました。

僕が住んでいる所は静岡の東部で、東京まで新幹線で45分くらいですが、
さすがに千葉となると、若干遠い・・・(^_^;)
今まで伺う機会に恵まれておりませんでしたが、ようやく伺うことに♪
いつか一度は、と思っていたので念願叶ったりです。

というわけで、過去記事のグラントクライヌリッシュ、そして本日のカリラ
そのBarでいただいたものです。

細長い廊下のようなエントランスを抜けると、広く開放的な空間。
L字型のカウンターとバックバーに並ぶ大量のボトル。
壁のショーケースには、垂涎の歴史的ボトル達がディスプレイされてます。

その日は、グラントを始めとしたG&Mボトル4種をイベントで提供していて、
一通り愉しんだ後に、何か1杯いただこうと思ってリヴェットをオーダー。
すると出てきたのが、本ボトルでした♪♪

1940年蒸留では、ケルティックのデキャンタとか有名ドコロですし、
ライオンのですと、45年や年数表記なしのバージョンなんかもありますよね。

ただし。
ライオンは、どれも飲んだことなし!!
1940年蒸留、1982年瓶詰、80年代の42年・・・。
僕のような者が飲んでいいのか?、と躊躇してしまいますが、
出会ったからには・・・! ですよね(^-^)v

グレンリヴェット
1940 42年
ゴードン&マクファイル

蒸留年:1940年
瓶詰年:1982年
40度

【色】
鮮やかな赤みを帯びた濃い琥珀色。

【香り】
素晴らしい芳香。メロウでクリア。フルーツと奥に濃い甘香。
ビターチョコでコーティングされたオレンジ、アプリコット。
シナモンパウダーにキャラメル、濃密アップルパイ。

【味わい】
舌に絡みつくようなトロトロな滑らかさと重厚な広がり。
薄いレーズンとザラメ、アップルティーのような風味を表面に。
完熟プラムと淡いリンゴっぽさ、次第にザラメのような甘さへ。
じんわりとビターチョコとオレンジが舌に。濃密な上品さ。

【フィニッシュ】
スッキリとシャープで同時にメロウ。
ブドウの皮の風味を鼻奥に、草いきれのような爽やかさも。
上品で長い余韻の後に枯葉が残る感覚。

最高リヴェット!!!!
めちゃくちゃ美味いですっっ!!!!
尋常じゃないっすね、コレは・・・。

濃密さを拾ってしまいがちなんですけど、全体的な上品さと、
フレッシュさすら感じさせる繊細で端正な味わいが素晴らしいです。

飲む前は、ひょっとするとプラムや白ワインにヒネ感が強めで
水っぽい感じなのかと不安になっていたりもしましたが・・・杞憂でした。
いや、素晴らしい。ホント素晴らしい。

ゆったりと味わいたい気持ちと、ついつい何度も口をつけてしまう自分(笑)
非常に貴重な体験をさせていただきました。
ありがとうございました、ごちそうさまでした(^-^)/


カレル・ボエリー・トリオの名盤「Last tango in Paris」より。
タイトルトラックのこの曲は、マーロン・ブランドの同名映画の主題歌。

オリジナルはフリー・ジャズのテナー・サクソニスト、ガトー・バルビエリ。
聴いていただくと分かるように、原曲とは違った雰囲気ですよね。
なんていうか、端正な上品さの奥に秘めた情熱、のような雰囲気。

一時期、深夜の家飲みでの愛聴盤でした♪
ジャケットが何とも攻撃的な女豹ですが(笑)
もちろんキライじゃありません(`・ω・´)キリッ

#グレンリヴェット #スペイサイド

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