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カリラ 1966 29年 G&M センテナリー・リザーヴ

ゴードン&マクファイル社の創立100周年を記念してボトリングされたカリラ。
同社の創立は1895年ですが、こちらは1966年の蒸留です。
まあ、当然ながら100年モノなんて通常リリースとしてありえないわけで(汗)
でも、リリースは100周年の1995年となっています。

あ、100周年記念だから当たり前ですね(汗×2)

恥ずかしながら、こういった記念碑的なボトルは、ほとんど経験が無く、
そういったこともあって、とても貴重な経験をさせていただきました。
リリース年の1995年・・・。
高校を卒業し、晴れて浪人生になった年です・・・(-o-;)

こちらも、前回前々回の記事に引き続き、同じBarにて。

カリラ
1966 29年
ゴードン&マクファイル
"CENTENARY RESERVE"

蒸留年:1966年
瓶詰年:1995年
Cask : Amontillado Sherry
40%

【色】
濃く深い赤茶色。

【香り】
やや粘性を感じさせる濃い香りが一気に華やかに広がる。
ミルキーで滑らかなキャラメルやアーモンドクリームを表面に、
完熟プラム、アメリカンチェリー、奥に淡い消しゴムっぽさ。
シロップ系のうがい薬のような香り、ジワッとピーティー。
干しブドウと埃、やがてフワッと微量のハーブ。

【味わい】
滑らかで弾力感のある粘性を帯びた口当たり。
非常に華やかで鮮やかな風味、柔らかいベリー系の酸味。
クランベリーとメープル・シロップ、ハスカップ・ジャム。
ややブロン液のようなシロップ剤っぽさ、シリアルチョコ。

【フィニッシュ】
濡れた樹皮感とクランベリー、あっさりとした風味を喉奥に。
ベリー系の甘渋さが口中に長く残る。

カリラのシャープでグレープフルーツっぽいキリッとした印象は遠く、
16年前のボトルということもあり、多少クタッとした感じもありましたが、
じんわりと濃甘口な風味と爽やかな甘渋さが合わさったような印象。
ブロン液と書きましたが、子供が飲むような咳止めシロップ感でした。

ん~、じんわり美味い系の味わいですね♪
ゆっくり、ゆっくり味わいたい1杯でした。
ごちそうさまでした(^-^)/


フランソワーズ・アルディの1968年の大名曲「さよならを教えて」
(原題 Comment te dire adieu)

作詞は、あのセルジュ・ゲンスブール。動画は73年のものです。
彼女の作品といえば70年代のものが有名ですよね。
80年代に一度引退したのに、今世紀になって突然の活動再開。
ジェーン・バーキンのアルバム「Rendez-Vous」にデュエット参加したり、
ゲンスブールのトリビュート・アルバム「Monsieur Gainsbourg Revisited」
参加しています。

昨年、何と新アルバムを発表してるんですよね。
御歳67歳・・・。凄すぎます。

#カリラ #アイラ

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