MENU

グレングラント 1948+1961-1981 Royal Marriage

明日、英国ウィリアム王子とケイト・ミドルトンの結婚式ということで、
タイムリーな逸品を御紹介します♪
(いえ、単にタイムリーに飲めたということなんですが)

チャールズ英皇太子と故ダイアナ元皇太子妃の結婚を記念した
ロイヤル・マリッジ・ボトリングのグレングラントです。
それぞれ2人の誕生年である1948年と1961年の原酒をヴァッティング。
結婚年の1981年にボトリングされたものです。

ラベルには
 A Special vatting to commemorate
 the marriage of
 HRH the Prince of Wales
 to Lady Diana Spencer

・・・と書かれています。

グレングラントからは、"Royal Wedding Reserve"の25年もありますが、
2人の誕生年の蒸留ということではないので、単に記念的ボトルとすると
こちらの方が、少しだけ記念的イメージが強いように感じてしまいます。
(もちろん、80年代の25年というのも十分に凄いのですが)

こちらのグラントは、先週末に某Barでいただきました♪
その話は、また後日・・・。

グレングラント
1948+1961-1981
Royal Marriage
ゴードン&マクファイル

"A Special vatting to commemorate
 the marriage of
 HRH the Prince of Wales
 to Lady Diana Spencer"

蒸留年:1948年 1961年
瓶詰年:1981年
40%

【色】
鈍い赤銅を帯びたオレンジ。

【香り】
経年的な饐(す)えたようなヒネ感を薄く表面に、華やかな香り。
鮮やかで上品な香りが一気に広がり、適度な厚みもある。
イチゴ味のミルクチョコ、淡いカカオパウダーとアーモンド。
奥に微量の粉っぽさのあるスモーク、ラムレーズン。
濃く煮出した麦茶とベリー系のフレーバー・ティー。

【味わい】
滑らかで適度な厚みと僅かな粘りを感じながらも柔らかな口当たり。
しっとりとしたベリー系のフルーツタルト、レーズンと麦チョコ。
桑の実、少しだけアセロラとグァバっぽさが舌に乗るイメージ。
鼻奥~上あごに薄いコーヒーやキャラメル、濡れた古い樹皮。
じんわりと熟れたイメージと、キリッと華やかでキレのある風味の同居。

【フィニッシュ】
しっとり滑らか、古木と植物感(草)、軽いキレ。
穏やかで非常に長い余韻。フルーティーな甘苦さが僅かに残る。

いや~~~華やかっ♪

適度な厚みとレーズンやチョコのイメージが強く残りがちですが、
奥に植物的なスッキリとした風味やトロピカルな香味も僅かにあって、
全体的に、とても華やかな印象に落ち着いていきます。

僕は濃いシェリー系が苦手で、ついペースが落ちがちですが、
こういう華やかさのある綺麗なものは、改めて素晴らしさを実感します。

そういえば同ラベルのバーギは、まだ飲んだことないんですよね・・・。
う~ん、飲んでみたいですっ!!

大変、素敵な1杯でした♪♪
ごちそうさまでした(^-^)/

#グレングラント #スペイサイド

この記事を書いた人