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トマーティン 1993 BBR(復刻ラベル)

先週の木曜日、MHDのイベントには関係なく所用で上京していました。
もちろん、しっかり飲んでましたケド(^-^)v

さて、品川駅に到着して早速アクシデントが・・・。
な、なんと、新幹線の切符を失くしたことに気付き、改札前で挙動不審に(笑)
こういうのは探しても無駄なので、しかたなく駅員に申し出て代わりの切符を購入。
もし発見された場合には、東京駅内の遺失物届け所で受け取り、
みどりの窓口で払い戻していただける・・・とのことでした。

自分のミスながら、面倒なことになってしまったなー、と意気消沈でした。

翌朝、さっそく東京駅の遺失物届け所に行ってみると・・・
奇跡的に切符が届けられておりました!!(これにはビックリ!)
見知らぬ方の善意に感謝しつつ、(まだまだ日本には心が残っていたぜ)なんて思いつつ、
すっかり気分爽快になった僕。

平日の朝10時から、八重洲地下へGO♪
平日の朝10時から、モルトを物色♪
平日の朝10時から、試飲なんかしちゃったり♪
・・・いやー楽しかったです☆

そこで頂いたのがコチラ、BBRのトマーティンです。
「あ、そっか・・・今日あたりが発売だったっけ・・・」、というわけで、
封は切られて棚にも飾ってましたが、まだ全く減っていないコチラを試飲することに。
そういえば、まだ値札も貼ってなかったですね・・・。

トマーティン
1993 17年
ベリー・ブラザーズ&ラッド 
復刻ラベル

蒸留年:1993年
瓶詰年:2010年
Cask No. : 6822
53.8%


【色】
ややオレンジを帯びた琥珀色。

【香り】
若々しいクリアでフレッシュな香りとパッション。
鮮やかでハッキリとした広がりと輪郭ながら、全体は繊細。
ネーブルオレンジを表面にアプリコットジャム、奥に完熟リンゴ。
焼き立てトースト、蜂蜜、やや乾草っぽさも。
時間が経つにつれ、プラムのような甘酸っぱい香りへ。

【味わい】
ごく僅かに樹脂っぽい粘りを連想する口当たり。
すぐに幾つかのドライフルーツ感が一気に口中で弾ける感覚に。
ドライフルーツは、アプリコット、パイナップル、レーズンと僅かにキウイ。
ローストしたナッツ、アーモンドっぽさがあり、意外と厚みのあるボディ。
古い樹皮っぽさと、粘りよりも弾力感を思わせる樹脂感を僅かに。

【フィニッシュ】
フレッシュな刺激を喉・鼻奥に感じ、焼きリンゴっぽさ、蜂蜜。
ロースト・ナッツ感が残り、穏やかに細く伸びる余韻。
グラスにクリーミーなオレンジ香が残る。

これは素敵ですね♪
予想通りな点に思わずニンマリ、意外な点にも思わずニンマリです(笑)

鮮やかなフルーティーさは予想通りで美味いですね。
それよりも、意外としっかり厚みのある熟成感が印象的。
重厚ではないですが、充分な飲みごたえを感じます。

開栓直後だったので、フィニッシュで多少の固さ(渋さや苦みメイン)がありましたが、
飲んでいるうちに、どんどん滑らかになっていきましたよ。

試飲前は、「1993/17年で約1万円かぁ・・・ん~微妙なトコだな」
なんて思ったりもしていましたが、いざ試飲してみるとちゃんと美味くて(笑)
「いやいや、逆にコスパ良くね?」と、即購入しましたよ♪
試飲込みでジャスト1万円。良い買い物になったと思います(^-^)/

やはり、BBR復刻ラベルは抜群の安定感・信頼感・・・なんでしょうね。
これから、どのように変化していくのか楽しみです♪

新幹線の切符を失くしたことで、思わぬ手間になってしまったと思っていましたが、
奇跡的に切符は見つかりましたし、こうして思わぬ収穫もあったりして、
結果的には良かったかなーなんて思っています。

まだ飲まれていない方には、ぜひ試していただきたいですし、
購入を検討されている方には、迷わずオススメしたいトマーティンですよ♪

#トマーティン #ハイランド

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