ケルティック・ハートランド。
ブルイックラディ蒸溜所の所長ジム・マッキュワン氏が、ウイスキー業に携わって
40周年を記念してボトリングされた逸品として有名ですよね。
つい先頃も4種類のリリースが発表されたのも記憶に新しいところ。
来年2月らしいので、今から楽しみでもあります。
さて、何種類と出会えるでしょう・・・。
こちらのボウモアは2003年ボトリングですから、もう7年前ですか。
同時リリースも凄くて、マッカラン'68、ハイランドパーク'67でしたね。
デキャンタにあしらわれたケルティック文様は鳥なのだそう。
なんでも「友愛の鳥」を表すシンボルだそうです。
初めて遠目に見たときは、向かい合った2人の人物かと思ってしまいました(汗)
ボウモア
1968 35年
Jim MacEwan's Celtic Heartland
蒸留年:1968年
瓶詰年:2003年
Bottle :85/722
40.6%
【色】
鮮やかな黄色がかった琥珀色。
【香り】
ややオイリー感のある丸く滑らかな香り。
穏やかなトロピカル香と、スムースなミネラル感。
パッションフルーツ、パパイヤの香りがフワッと軽く。
僅かに若いオレンジと、塩っぽさのあるスモークを微量に。
【味わい】
クリアで非常にサラサラとした口当たり。
穏やかで刺激は感じられず、フワッと口中一杯に広がります。
微量のグリス、パッションフルーツ、若いマンゴー、薄い蜂蜜レモン。
全体的に軽やかでアタック弱めですが、しなやかに伸びる風味。
時間を置いてグレープフルーツ、レモンシャーベットっぽさ。
【フィニッシュ】
スムースでクリア、軽やかなスモークが鼻に抜けます。
アセロラ、若いイチゴ。湿った岩礁、海藻っぽさが口中に残ります。
非常に軽やかで、スーッと口に入り、そのまま淡く広がるトロピカル。
シトラスへ変化していき、軽いスモークが鼻に抜けていきます。
透き通るクリアな風味の香りからフィニッシュまで、順序良くボウモアの素晴らしいテクスチャを感じ取れる1杯でした。
この度数のため、アタック弱めと感じてしまいましたが、
それでも香りや味わいの伸びは素晴らしいものがあると思います。
華やかで上品、凪のように穏やかなボウモア。
ごちそうさまでした♪
さて、2月にはリヴェット、カリラ、ブナ2種ですか・・・。
楽しみですね~♪♪
#ボウモア #アイラ