ゴードン&マクファイルのカスクストレングスより。
年数表記は無いのですが、日付から計算して16年。
このシリーズでのローズバンクは、去年もリリースされていましたね。
今回ご紹介するのは、一昨年2008年リリースのもの。
このローズバンクは、4種類の樽のバッティングなんですよね。
カスクナンバーは、2104、2105、2106、2107。
(昨年は3種で、それぞれ2119、2120、2121)
非常にフルーティーでしたが、同時に上品なメロウ感もある1杯でした。
ローズバンク
1991 16年
ゴードン&マクファイル
カスクストレングス
蒸留年:1991年7月3日
瓶詰年:2008年4月4日
カスクNo. : 2104 2105 2106 2107
リフィル・バーボン 57.9%
【色】
明るい琥珀色。やや曇った印象。
【香り】
柔らかで、しっとりとしたフルーティーさがフワッと軽やかに広がります。
アプリコットジャム、ベルガモットとオレンジが軽やかで滑らかな印象。
やがて植物的な香りも感じられ、雨上がりの枯葉のような草いきれっぽい。
薄いアーモンドの皮、徐々に強まるシロップ感。
【味わい】
滑らかで淡くしっとりとした口当たり。繊細で力強さは無い。
ネーブルオレンジの皮っぽいシトラス、甘さの奥に若々しくライトボディ。
紅茶と粉っぽいザラメのような甘い風味が穏やかな心地良くメロウ。
徐々に果物を砂糖で煮詰めたような甘香、若いリンゴ、生キャラメル。
一瞬フルーティーなジャム感を舌に感じます。
【フィニッシュ】
やや喉に絡みつくような固さを感じながらも、やはり若々しい爽やかなキレ。
フレーバーティー、淡い紅茶の苦みとザラメの甘さが細長く続きます。
度数を感じさせない滑らかでしっとりとしたメロウな美味さですね。
個人的に、リフィル・バーボンに感じることのある甘さの1つに紅茶感があります。(稀に)
このローズバンクにもハッキリと感じられたように思いました。
ローズバンクって、何故かあまり自分からオーダーすることが無いモルトの1つ。
何となく忘れてる・・・あ、別に悪気があるとかではないんですけど(汗)
出されたら、「あ、飲んでみようかな」という感じです。(すごく失礼な話してますね)
でも、飛び上がるほど美味かったのも・・・これは別の機会に♪
でも、ローズバンク大好きな人って本当に多いですよね~!
好きになるとトコトン好きになるモルトの1つだと思います。
#ローズバンク #ローランド