SMWSのグレンドロナック。
96.1ですので、ソサエティで初めてボトリングされたドロナックですね。
ずいぶんと以前のボトルになりますが、こちらは何と今年の夏に再会できました♪
ファイルを調べてみると、僕が初めて飲めたのは4年前。
ボトリングは’91・・・僕、中学生じゃないですかー((゜д゜;)))
4年前でも、ものすごい貴重品だったんですね~!
・・・っていうか、ソサエティの日本支部って’93からでは・・・?
あわわ・・・初のドロナックとか諸々併せて、スゴいボトルだったんですね・・・
かなりクリアでスイスイ飲めてしまう、”キレイなドロナック”という印象。
それもそのはず、いまモテ期の(笑)70年代ドロナックですもんね~♪
グレンドロナック
1971 20年
SMWS 96.1
蒸留年:1971年6月
瓶詰年:1991年11月
59.1%
【色】
やや赤みの強めな銅っぽさ、赤い琥珀色。
【香り】
濃くハッキリと主張してくる甘い香りが支配的。
最初の表面的な部分にワインっぽさ、すぐにベリー系しっかりのシェリー感。
ごく微量のゴム、煮詰めたばかりの黒砂糖、クランベリー。
奥にローストした麦感、オレンジチョコ、ザラメっぽさ。
【味わい】
香りの割にスムースでライトな印象を持つ滑らかな口当たり。
アプリコットを表面に、クランベリー、完熟スモモとアメリカンチェリーの甘酸っぱさ。
重厚な甘やか風味が口中たっぷりなのにライトな風味があり、それが上品な印象。
ローストした麦、ザラメ、甘草、枯葉。
僅かにクタッとしたヒネた感じ、オリのようなニュアンスが舌に乗っかるよう。
【フィニッシュ】
甘渋いフルーティーさ、ピンクグレープフルーツを表面にクランベリー。
湿った木屑、ザラメ、軽やかだが長くゆったりとした余韻。
非常に上質な風味。
重厚な甘い香りながら、クリアでスムースな味わいに驚かされます。
クタッとした風味が口中に残ったり、湿った木屑感が感じられたのは経年的なものでしょうか・・・。もう少し厚みのあるフレーバーだったのかな、と想像してみたり。
エキセントリックなSMWSらしい感じよりも、もっと素直な感じも受けました。
できることならオフィシャルの’71とか’72と比較してみたいものです・・・。
あ、できれば・・・のハナシですww
#グレンドロナック #ハイランド