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ロングモーン 1969 39年 G&M ケルティックラベル

ゴードン&マクファイルのケルティックラベル。
言わずと知れた『最高峰』の証のようなラベルですよね。
最近、ちょっと出過ぎじゃね?・・・なんて思ってもいますが(笑)

え~だって、出過ぎじゃないですかー??
60年代の長熟が、こうもポンポンと出てきて・・・まぁ、それはとても嬉しいことなんですけど、何て言うか・・・「長熟のありがたさ」が薄れません?
ロングモーン。
あれもロングモーン、これもロングモーン。
またロングモーン。またまたロングモーン・・・。
そのうち、「どーせ今回もロングモーン」なんて思っちゃったりしそうです。

で、やっぱり今回のアナウンスにもロングモーンが。
しかも、あの1966年ですってよ、奥サマw
まあ、どうしましょう!ウチはロングモーンで一杯ですのよ!
あら羨ましいワ!ウチなんて外で飲むばっかりですの・・・
(↑ 誰の会話?ww)

とか言っといて、目の前に出されたら即答「飲みます!」ですけど♪
素晴らしい時代に飲んでますよね~僕たち♪

冗談はさておき。
リリース・アナウンスにちなんで、今回はGMケルティックのロングモーンを。
(もう1つのグレングラントの方にちなんでも良かったんですけど・・・汗)
1966の41年は過去に紹介済みなので、今回は69の39年。
東京のマッシュタンと京都のKASK向けのボトリングですね。
2回目の挑戦でしたが、嬉しいことに京都のK6で飲むことができました♪
K6が2Fで、1Fにショップ「KASK」があるんですよね。
このラベルをK6で飲めるってのが、非常に嬉しいわけです♪

ロングモーン
1969 39年
ゴードン&マクファイル
ケルティックラベル

蒸留年:1969年
瓶詰年:2009年1月28日
リフィル・シェリー・バット Cask No.5298
Bottle No. 107/192 of 460

【色】
クランベリージュースっぽい赤みを帯びた鮮やかな琥珀。

【香り】
非常に華やかでフレッシュさすらも感じる香り。
アプリコットをトップに、厚めのブドウの皮のような香り。
フルーツ感が強く、爽やかなベリー系の甘酸っぱさをメインに。
併せてアルコール香も感じられますが、スッと消えていきます。
遅れてくるトロピカル香は、アセロラ、グァバ。
だんだんとマカダミアナッツ・チョコ、生キャラメルを感じながら枯木。
抜群のクリーンな香りの奥にクタッと熟成感。

【味わい】
クリア、スムース、極上にメロウな口当たり。
すぐに弾けるようなパッション、ジュワッとトロピカルフルーツ。
パッションフルーツ、パパイヤ、僅かにマンゴープリン。
口中に、しっかりとした固めな重厚感。ラムレーズン。
クランベリージュースとラムのミックス。非常に華やかです。
徐々に完熟プラムのような風味に変化し、やがてミルクチョコ。
舌に濃い紅茶葉のような渋み、または濡れた古い樹皮っぽさ。
上顎に突き抜けるようなシナモンっぽさ、アーモンドの皮。

【フィニッシュ】
鮮やかに広がるピンク・グレープフルーツのような渋みを伴ない、
伽羅香、線香のようなオリエンタルな風味を鼻奥に。
ザクロのようなフルーツ感もあり、非常に豊かで長い余韻。

華やかで鮮やかな風味と、安定したバランスの良い厚み。
そして複雑な雰囲気を残しつつも、再び鮮やかな風味へ・・・。

セクシー、イケメンな男前ロングモーンですねー!!
ステキです♪
これはロジャー・ムーアじゃなくて、ピアース・ブロスナンっぽいですな~。

 この人じゃなくて・・・



 こっちの方ね

「おいおい、コイツまた変なコト言い出したぞ!?」
と言われそうなので、変な喩えはこの辺で止めときます(笑)
何の喩えか分からない方は、もよりのレンタルビデオ店で『007』を借りましょう。
ちなみに、僕はロジャー・ムーアが一番好きです♪

最後に1つ。
このシリーズ、何て呼ぶのが正しいのでしょう?
「ケルティックシリーズ」とか、「ケルティックラベル」と呼ばれていますが・・・。
「『ケルティック』ならキングスバリーもあるし、ややこしいな~」
と、つい素人考えをしてしまいます。
実際、ラベルには"Book of Kells"とありますよね。
『ケルズの書』をイメージしていることは予想できますが、どうなんでしょう?

#ロングモーン #スペイサイド

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