スコマが久しぶりなうえに、グレンスペイが個人的にレア(笑)
だからこそ新鮮な気持ちで飲める喜びがあるってモンです♪
スコマ社って、ドイツのインディペンデントの先駆けとして紹介されますね。
調べてみると、会社設立の発端は趣味が高じたものだとか。
そういうの何だか羨ましいですね。
ま、ウェブで様々なモルトが海外から購入できちゃう現代ですから、誰でも気軽に珍しい逸品を買えちゃうワケで、スコマ社設立の由来のような、ロマンある話は現代じゃムリなのかな~なんて思っちゃいますが。
どなたか鬼コレクター(!)が、そのうち個人輸入からボトラーズへ華麗に転身されることを、ひっそりと願っておりますよ。。。
そんな妄想はさておき。
1977 28年
スコマ (&ブラックアダー)
蒸留年:1977年
瓶詰年:2005年
58.9%
スコマ社のグレンスペイです。
ブラックアダーとのジョイント、ダブルネームのボトルです。
2005年のスコマにタリスカーがありましたね。かなりアッサリめな(注:勝手な感想)
スコマは、そのタリスカー以来飲めてません。(バンクもまだ・・・orz)
そして、ようやく名古屋で飲めることになったワケです♪
・・・とは言っても、スコマが久しぶりすぎて、家に帰って調べるまでタリスカーを飲んでいたことに全く気付いてませんでしたが・・・ま、いいか♪
っていうか、グレンスペイそのものが僕にとって珍しいし!
【色】
鮮やかで少しオレンジを帯びた薄めの琥珀色。
【香り】
柔らかで、ストレートにツンと鼻に入ってくる香りです。
シロップ感のあるパイナップルにレモンとオレンジのニュアンス。
やや工業的な香りはワックスではなくグリスっぽい印象。
バナナが少し香り、水っぽいサラっとした香りが広がります。
全体的に薄めですがフルーティさタップリな香りですね。
【味わい】
滑らかでフレッシュ感のある口当たり。
柔らかさよりも、硬質な水のような硬さ。
レモン、青切りのミカンのようなフレッシュな風味。
香りの印象のまま、工業的なアルコール感。
これがオリーブっぽさから、ミントへ。
ビスケット、シリアルに、淡くバター。
平坦で穏やか。広がりは控えめですが、弾力のある味わい。
【フィニッシュ】
スパイシーで塩気とナッティーさを喉に。
ショウガっぽさもあり、鼻奥~上あごに引っかかる感じです。
シャープで短めの余韻。
非常にスッキリとしているんですが、優しさと同時にキリッとした雰囲気ですね。
ちょっぴりクセのあるアルコール感が、ちょっと悩ましいトコロでしたが、
フレッシュなフルーティーさと相まって、オリーブのようだと思いました。
ただ、オリーブっぽさは香りのグリス感に近い気も・・・。
ん~難しいですが、良さそうなニュアンスの方を採用です♪
・・・ジョイントというわりには、ブラックアダーのマークが右隅に小さく。
この辺の関係って、どんな風になっているんでしょうね??
こちらのグレンスペイは、majima様、クライヌリッシュ1973様が紹介されています。
お2人の記事も、ぜひ参考にされてください!!
#グレンスペイ #スペイサイド