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グレン・モール 1982 26年 デュワラトレー

グレン・アルビンの姉妹蒸留所で、共に閉鎖されてしまった蒸留所。
その歴史と経緯を紐解いたときに、「仕込み水はネス湖」というフレーズでネッシーを思い出すのは、現時点で何歳くらいまでなんだろう?
・・・なんて余計な妄想ですね(笑)

閉鎖系ということで、なかなか出会えない銘柄。
今回もデュワラトレーから。
本来、甘めなスタイルなのでしょうか。
麦汁感とオレンジ風味、蜜感を強く感じる1杯でした♪

グレン・モール
1982 26年
デュワラトレー

蒸留年:1982年
瓶詰年:2009年
バーボン・バレル Cask #1216 55.4%

【色】
鮮やかなオレンジ色と琥珀。

【香り】
オレンジ、カモミール、ベルガモットを先頭に、強いシトラス香。
続いて麦汁の豊かな甘さがバランスよく溶け合って、フルーツケーキを思わせるニュアンスを感じます。柑橘系の芳香剤。
それらが薄いフローラル香で包まれているよう。
パイナップルのドライフルーツに似た、淡い甘さを伴なうフレッシュさ。

【味わい】
口当たりは端整でスッキリ。刺激は少なめでリッチなスムース感。
フワっとナッティな風味が口中に広がり、オレンジ・ティーのような風味がジュワッと溢れてくるようなジューシーさを感じます。
熟したプラム、いくつかのベリー系、ベルガモットの酸味が薄く伸ばしたように少しずつ広がっていきます。マカダミア・ナッツとバニラアイス、乾いた枯葉。
時間を置いて、ゆっくりとクリーミーさも。

【フィニッシュ】
繊細ですがハッキリとフルーティー。
弾力のある伸びやかな余韻が心地よいですね。

徐々にクリーミーな味わいになっていく感じが優しくてイイですね♪
爽やかな味わいながら、軽快さよりも、しっとりとした印象を強く感じました。
ゆっくりと愉しみたい1杯でしたよ!

#グレンモール #スペイサイド

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