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沖縄飲み歩き (3)

xmas01メリー・クリスマスxmas01

昨日はイヴってコトで、飲みに行こうか迷っていました。
やっぱり常連で賑わってるところに入っていけないですし、混んでそうですしね。

なんて考えながら、足は完全にBarに向いています(笑)

昨日お伺いしたのは、首里城の裏手、静かな街にあるBar。
実はココ、もう10年くらい前からあったんです。
僕も当然知っていました。
でも、当時は若かったですからね、Barなんて入ろうとも思わなかったし、居酒屋でワイワイやってる方が楽しかったんですよね。

だから、このBarにお伺いするのは、その日が初めてでした。

扉を開けると、外観からは想像できないほどの広い店内。
結構広いんだな~、と驚きつつ、カウンターへ。
初めて訪れたBarって、入り口からカウンターへ座るまでに、どこに座ろうか考えちゃいません?できればモルトの前がいいなぁ~なんて♪

運良くモルトの前が空いていました。
というか、もう目に飛び込んできましたよ・・・。

コイツらが・・・

祭りじゃ~っ!!!!
レアモルト祭りじゃぁ~~っっ!!!!

しかも今回は第1弾。
次回、2回目の祭りになりそう♪
全部で9種類のレアモルトがありましたよ~!

・・・というわけで、5種類とも美味しくいただきました♪

あと、マスターが勧めてくれたのが、山崎のヴィンテージ1995。
真っ黒な1995は、以外にも華やかなシェリー。
イチゴジャムのような風味が強かったです。
適度にゴム感もありますが、全然イヤじゃない程度で大満足。

あ、写真を撮り忘れました(汗)

で、いろんなモルトの話、特に沖縄の昔話を聞かせていただきました。
昔はニッカの工場があったとか、ラムやブランデー、バーボンが、まだまだ根強いんだとか、それまで僕が知らなかった沖縄の洋酒歴史を聞き、大変勉強になりました。

そんな話の中、見せていただいたのがコチラ。

一見、何の変哲もない、まぁ珍しいといえば珍しいジョニ赤(旧瓶)。
これが、すっごく面白いんです!!

ちょ~っとアップにしてみましょう。

コレ

見えますか?
ラベルに「NAHA OKINAWA」と書かれているのを。

このジョニ赤。

沖縄の本土復帰前、
米軍統治下時代のジョニ赤なんです!!

インポーターが沖縄独自に存在していて、米軍が持ち込んだ洋酒を販売する業者がいたんですね~。これは面白いな~♪

ラベル下部、ストライディングマンの左に汚れのようなモノが写っているのがお分かりでしょうか。もうすっかりインクのシミにしか見えない汚れ、これ実は琉球政府のスタンプなんです。

琉球政府というのは、簡単に説明すると、戦後の米軍統治時代から本土復帰まで沖縄にあった政府。復帰後に解体されました。後はウィキペディアなどでどうぞ。

⇒琉球政府

まさかのレアモルト祭りに、沖縄の歴史を物語る貴重なボトル。
沖縄でしか体験できない貴重な時間を過ごすことができました。

#沖縄 2009冬

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