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沖縄飲み歩き (2)

沖縄旅行をされた方なら、一度は皆さん沖縄の居酒屋に足を運んだかと思います。
全く見たことない食材、聞いたこともない名前に、好奇心をそそられたのでは?
ここ沖縄には、地元でしか食せない食べ物も、まだまだ多く、だからこそ僕のノスタルジックな気分も相まって、すごく美味しく感じられるんですよね~♪

さて、友人と待ち合わせて、久しぶりの再会。
その友人とは、今年の2月に東京で会ったきり、約1年ぶり。
 →過去記事『マガジン・ライブの後に、友人との嬉しい再会』

ホテル前で待ち合わせて、さっそく居酒屋へ案内してもらいます。
場所は、国際通りから程近いところ、最近賑わっていると噂の「栄町商店街」。
その中にある居酒屋『パヤオ』です。

商店街の細い路地を歩いていると、突然飛び込んでくる派手な居酒屋。

中は、ちょうどイイ感じの小ぢんまりとした居酒屋で、こういう空間は大好き♪
野党時代の鳩山首相の写真もありましたよ。

カウンターに座った僕ら。
やっぱりというか、さっそく泡盛を。

オーダーしたのは、『咲元8年』。
とりあえず1合入りの「カラカラ」という入れ物で出してもらいます。

一緒に写っているのは、「はんだま」という野菜の炒め物。
「はんだま」って方言なんですけど、昔からそう呼んでいたので、正式な呼称は不明。表面は濃い緑で裏面は紫色をした葉野菜。でもコレ、すっごく美味しいんですよ!

他には、こんな感じでオーダーしました。

手前は「すーちきー」とか「すーちかー」と呼んでいる、豚肉の塩煮または塩漬け。
それを炙ったものです。
これは完全な酒の肴。めっちゃウマーです!
奥は、おなじみ「ミミガー」。
懐かしい味だなぁ~。

こちらは、島ラッキョウの天ぷら。
これも僕がどうしても食べたかったものの1つ。
これを食べながら泡盛ってのが、またイイんですよね~♪

他にも、チャンプルーをオーダーして、久しぶりの沖縄居酒屋を満喫しました。

さて、行きますか。
モルト飲みに(ニヤリ)

まずは、友人が一度行ったことがあるというBarへ。
そこは僕が学生時代からあるBarでした。
学生時代、いつか僕もこんなオトナな店にいくことがあるのかな、なんて思っていましたが、アラサー2人組は、さっさと店内へ(笑)

店名の通り、バーボンが大量に置いているBar。
やっぱり沖縄は今でもバーボンがメインなのかも。
で、出されたメニューにサッと目を通します。

(う~ん、何か面白そうなものは・・・無さそう・・・)

・・・
・・・・・・
ん?

ポ・・・ポートエレン??

『ポートエレン22年』

来た?来たか?来たよねコレ!?
オフィシャルの予感、オフィシャルの予感、オフィシャルの予感・・・。

僕「あの~ぉ、スイマセン。ポートエレンは・・・」
バーテンダー「あ~スイマセン。それもう無いんです。」

なぬ~っっっ!!

というわけで、空のボトルを見せていただくと。
で、それが3rdだったと。
ガッカリしたと。

なぜメニューから外さないんだ~と思いつつ、そんな適当でノンビリした空気が沖縄らしくていいや、と納得。そんな空気が好きです♪
I icon06 OKINAWA (なんだそれ)

結局オーダーしたのは・・・。

・シグナトリー・ヴィンテージ グレンバーギ 1997 12年
・花と動物 オスロスク

あと、写真は撮らなかったんですが、キングスバリーの'86マッカランを。

さて、次のBarへ移動です。

次に向かったのは、那覇新都心「おもろまち」にあるBar。
店に入ると、比較的長めのカウンターで、スタンダードな雰囲気。
どこか温かな居心地の良さを感じるのは沖縄独特の空気かもしれません。

ここでは、友人と僕が全部同じものを飲むことに。
その方が楽しいですもんね♪

・ザ・ゴールデン・カスク ボウモア 1999/2005
 若いボウモアのスモークとピーティーな淡い苦味。
 シトラス系もバッチリで、元気なボウモア。
 友人は、淡い苦味が気に入った様子。

・ダグラス・レイン Old&Rare ポートエレン 1978/2008
 個人的には今日の1番はコレ!
 今年5月リリースのカスク違い、2008年のリリース。
 レモングラスとオイリーな口当たり。適度なシロップ感。
 ややミントっぽい香草フレーバー、蜂蜜。
 淡い岩礁の風味とピーティーさが、何故か甘味を伴う。
 紙を燃やした灰、濡れた木炭。

・レアモルト ローズバンク
 コレが置いてあることに少しビックリ&テンションUP♪
 もう語ることナシのローズバンクですね。
 はぁ~癒される・・・。
 そうそう、こんなに美味いんだった・・・。

・G&M ケルティック ロングモーン 1966/2008
 チラリと見えたボトル上部を見逃すはずがナイ!!
 1回大きく鼓動が鳴りましたよ(マジで)
 もちろん即オーダー。
 まるでワイン。でも若いマンゴー、グレープフルーツの酸味。
 プラムを感じさせつつ、滑らかで優しいメロウな味わい。
 力強さよりも、上品で溢れる芳香が素晴らしい。。
 貴女はなぜ沖縄にいらっしゃるんですか?と(笑)

このBar、新都心エリアにあって、おそらく人気がある店なのではないでしょうか?
この地区は、県外からの移住者、赴任者が多く住んでいて、おそらくモルトに精通してらっしゃる客も多いと予想しました。
オールド・ボトルが無いのは、ここ数年にオープンしたばかりだから。
何といっても、出来立ての街ですからね。
他のボトルも充実ラインナップでしたし、Bar巡りをしながら1日1回は寄りたくなるBarでした。

それにしても、元気で若いバーテンダーさん達でしたね~。

今回は何か珍しいものを、というよりも友人と飲むことをメインにしているので、別に珍しくないラインナップだったのが申し訳ないのですが、僕はメッチャ楽しかったので万事OKッス(笑)

#沖縄 2009冬

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