個人的に、ほとんど見かけない銘柄の1つがダラス・デューです。
飲んだ後に、家でファイルを見たら、載っていたのは3種類のみ。
SMWS45.14と、ピアレスの1981_24年、UDレアモルトの1975_21年・・・。
で、新たに加わったのが今回ご紹介する「チール・ナン・ノク」です。
ダラス・デューって、どんな個性?
と聞かれても、全然思いだせないくらい縁の無い銘柄だったのですが、「チール・ナン・ノク」に関して言えば、すごくフルーティーでジューシー、わずかにフローラル、骨太なのに華やかな印象でした。
1979 25年
チール・ナン・ノク
蒸留年:1979年
瓶詰年:2004年
1983年に閉鎖、1992年にライセンス取消。
もうタイムマシンが無いと飲めない銘柄なんですね・・・。
【色】
鮮やかな黄色を帯びた琥珀色。ややオレンジに近い雰囲気も。
【香り】
甘いリンゴや桃のような円熟味のあるフルーティーな香り。
そこにスパイシーな刺激があり、力強いアクセントを感じます。
しばらくすると、生キャラメルと樹皮のような、若さの残る熟成感が。
ごく僅かなフローラル香に一瞬パフュームさを感じました。
【味わい】
力強いスパイシーさと滑らかな甘さを同時に感じる口当たり。
オレンジなどの柑橘系フレーバーを感じながら、紅茶葉の柔らかな渋み。
オレンジチョコ、レモンシャーベット、砂糖多めの紅茶でしょうか。
濡れた落ち葉、湿った木香がグワッと口中に広がり、重厚な印象を持ちます。
爽やかな甘さが際立ちますが、飲んでいると意外と辛口なのか?と。
【フィニッシュ】
爽やかで瑞々しい柑橘系の甘酸っぱさ。鼻の奥にハーブ系の植物の風味。
独特な甘さですね~♪
人によって色々と感じ方が変わるかもしれないな、と感じました。
このダラス・デュー、蒸留所の操業は1983年に停止・閉鎖されていますが、蒸留所はハイランドのモデル蒸留所として博物館になっているんですよね。
う~ん・・・行ってみたいですっ!!
・・・写真で我慢しますか(笑)
う~ん、やっぱり行ってみたいですね~!!!!
#ダラス・デュー #スペイサイド