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ブローラ 1981 23年 チール・ナン・ノク

スコッチモルト販売の「チール・ナン・ノク」より。
こちらは、以前に紹介した「ケルティック・クロス」と同じ樽らしいです。
え~っと、何がどう違うのかと言いますと・・・。

ケルティック・クロス→加水
チール・ナン・ノク→カスク

以上!簡単ですね♪

似たような味わいを感じつつも、違った一面もあり、
一緒に飲むと面白いかもしれないですよね!?
・・・ま、できませんでしたが。

ブローラ
1981 23年
チール・ナン・ノク






蒸留年:1981年
瓶詰年:2005年

さて、さっそくテイスティングを書いてみますと・・・

【色】
やや深めの赤と、こげ茶色。少し曇ったような色あい。

【香り】
強いベリー系とフローラルな香り。
クランベリーのようなニュアンス。
アルコールと相まって弾力のある伸びやかさを感じます。
最初のうちは、ゴムっぽい印象も受けましたが、
エグい感じではないです。
嫌味の無いスッキリ感の後に、徐々にスパイシーさも。

【味わい】
こってりとした粘りがあり、最初の印象は少し重ため。
唇や口中に貼りつくようなオイリーさがあります。
一瞬スパイシーさが口中に広がり、コショウのようなピリッとした刺激が舌に刺さります。チーズのような滑らかさとレーズン。濡れた樹皮。
ピートの香味と濃厚な甘さが渋みを伴ってきます。
ほんのごく僅かに植物系の苦味。

【フィニッシュ】
弾力があり、深く滑らかな余韻。
喉に刺激が残りつつ、鼻の奥に濃いフローラルな香りを感じます。

適度な厚みって、すごく心地よい味わいですね。
たしかに「ケルティック・クロス」と比較するとオイリーで厚みもあり、重たい印象。
時間を置くと、だんだんと甘さが増していき、シロップのようなベタっとした甘さも。
ですが、不思議とイヤな感じではないんです。

ちょっと見え隠れする個性的な一面がイイカンジ♪

う~ん、できれば2種類同時に飲んでみたかったな・・・。

#ブローラ #ハイランド

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