おそらくメジャーなモルトの中で、最も飲む機会が無いのがマッカラン。
なぜか食指が動きません(失礼?)。
う~ん、何ででしょう??
やっぱり、あのウンチク親父襲撃事件が尾を引いているのか?(笑)
とか言っておいて、振り返ってみると興味のあるモノは、
やっぱり飲んでいるようで。
只今、何でも興味を持つ、成長期のモルト飲みでございます(たぶん生涯w)
そんなわけで、今回はマッカランです。
キングスバリーのニューケルティックですね。
1986 20年
キングスバリー・ケルティック
蒸留年:1986年
瓶詰年:2007年
ホッグスヘッド・バーボン樽 55.1度
正直バーボンは苦手ですが、バーボン樽は好きなんです。
(面倒臭いヤツでスイマセン・・・)
【色】
乳白色を足したようなオレンジっぽさのある、薄い琥珀色。
【香り】
甘いミルクチョコ、黒糖の深いコクのある香りの奥、というか
すぐ隣に強い麦の香りを感じます。
非常に滑らか、そしてメロウで豊かな香り。
干しブドウとシリアル。
【味わい】
滑らかな口当たりと濃く深みがありながら繊細な味わい。
プラムとキャラメルのニュアンス。
甘いままかと思いきや、いきなり強いスパイシーさが表れます。
一気に飲むと、むせていたかも(笑)
ザラッとした麦とナッツ系の味わいが印象的です。
コーヒー豆のロースト感、甘さの中のスパイシーさはシナモンを思わせます。
【フィニッシュ】
非常に長い豊かな余韻。
クリーミーな滑らかさが口中に残ります。
意外にも(?)、慣れてくると非常にスッキリとした印象でした。
甘さとスパイシーさが際立っていたのですが、全体を包む麦感が
上手くバランスをとっていたように思います。
どっしりとした重厚感は感じられませんでしたが、
ふっくらと円やかな厚みがあって、飲みごたえのある1杯でした♪
"シェリー樽より好き"
・・・なんてこと言ったら、マッカラン党に怒られそう。
コメントを寄せていただく際には覚悟します(笑)
お手柔らかに・・・。
#マッカラン #スペイサイド