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ロングモーン1976 26年 モンゴメリーズ

モンゴメリーズの「ロングモーン1976」です。
ボトラーズのモンゴメリー(Montgomerie Co.Ltd)は、アンガス・ダンディーの傘下企業。樽と樽のヴァッティングをしないことで有名な会社で、このロングモーンもシングル・カスクです。

華やかで豊潤な香りは、まさにロングモーンなのですが、これはややドライさが強調されている味わいを感じました。

ロングモーン1976
モンゴメリーズ シングルカスク

蒸留年:1976年
瓶詰年:2002年
26年 43度

ここ数年で視力の低下がすごいことになってるんです。
低下よりも乱視がひどくなっているのかもしれません。
薄暗いBarでは、ほぼボトルのデザインが判りにくくなってきています。
とは言っても、良く飲むものはスグに判るので問題ナシ。
ボトラーズのラベルが問題なんですよね。
シリーズものでシンプルなものだと、遠目に何の銘柄なのかサッパリ(笑)

「右から○番目のヤツ、何ですか?」
なんて、ついつい聞いてしまいます(汗)
今回はロングモーンが飲みたいと思い、「ロングモーンで何かあれば…」とお願いして出てきたボトル。もっと若い80年代蒸留のモンゴメリーのロングモーンは飲んだことあったなぁ…と思いながらオーダー。
1976年が僕の生まれた年というのも興味アリですね。

【色】
オレンジがかった琥珀色。

【香り】
華やかでフローラル、思った以上に軽やかな香り。
わずかにピート香があり、全体的にしっかりとしたバランスを感じます。
スミレ、蜂蜜、程よくナッツ、オレンジの皮、ミルクチョコレート。

【味わい】
飲み口は、スムースでドライ。甘さが先に表れて続いてピリッとスパイシーな味わいが出てきます。"軽い"というよりは"元気がある"といったところ。
チョコレートの箱のような香りとオレンジの甘さ、レモンのフレッシュさを感じ、スパイシーさに混ざって苦味を少し感じます。

【フィニッシュ】
程よく長く甘い余韻です。
喉に少し辛い刺激が残るので、初めは飲みにくい気もしましたが、慣れてくると面白いと感じながら愉しむことができました。

バランスの良さと、意外なスパイシーさが面白いと思います。
加水すると、ゆったりとした滑らかな味わいに変化し、メロウな気分で愉しめるシングルモルトです。

#ロングモーン #スペイサイド

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