2回目のマスタークラス「アンノック」も無事終了。
次のマスタークラスまで約1時間半、いよいよ試飲本番です。
この時間は、僕にとって非常に大切。
なぜなら、3回目のマスタークラス終了後、友人に会うために移動しなければならないから。頑張っても30分しか滞在できません。
すでに座り込んでしまっている人、トイレに並ぶ行列を横目に、人ごみを掻き分けて会場内へと入っていきます。
とりあえず、昼食時間での会場の込み具合、ブース内容から観て、反時計回りが最短で多くを回れると思い、入口から向かって右方向へ…
と、いきなり近所のBarのバーテンダーさんを発見!
マスターたちも皆さん到着されて会場内にいるということで、さっそく一緒に探すのですが、大混雑で探せません…。
携帯の番号を交換して、別々に試飲しながら探すことにしました。
さっそく順番に試飲していこうと思ったのですが、人気ブースとあまり人気のないブースが明確に表れてきていますねぇ。
ここで、ローラー作戦のような試飲を開始。
しばらく写真メインでお楽しみください。
写真上
(左)ハイランドパーク22年・ハイランダーイン
(中)ブルーハンガー30年
(右)グレンファークラス1989
写真下
グレンファークラス105 40年
写真左の3本は、有料試飲ながらお得な方だったと思います。
105は手を出せなかったので写真だけ。
15枚出すのなら、Barでゆっくり飲んだ方がマシだと判断しました。
ブラックアダーも勢ぞろいですね。
ロッホナガー、ガーヴァン、リヴェットが好印象♪
クライヌリッシュは何度か飲んでいるのでパス、アムルットは…不思議な味でした。スモーキングアイラも前日に飲んだからパス。
グレンリヴェットのブース。
え~っと、21年、25年、1964は飾りですか?
なぜ飲めない(怒)!! 好きな銘柄だけに、これは悲しかったです。
おかげで全然人が集まっていないですし。
モンゴメリーは、もれなく美味かったです。
リヴェットの減り方が凄いですが、個人的にローズバンクが好みでした。
マキュロップ・チョイス、カダム、オールド・バランテュランも。
シンジゲートも良かったです。公表モルトをいくつか試飲。
右には「グレンデニー」2種。こちらは新商品のヴァッテド・モルト。
・VATTED SPYSIDE
モートラック、グレンデュラン、リンクウッド、ダフタウン
・VATTED ISLAY
カリラ、ブナハーブン、ラフロイグ、ボウモア
無料試飲のなかで美味かったものの1つがタリバーディン。
あとで別記事にしたいくらい3本とも美味かったです!
シックスアイランズ、スモークヘッド(写真奥)も、個性的で美味い!
と、ここでアードベッグ周辺が異常な混み方。
まったく入り込む隙がありません…。
タリスカー!! 何が飲めるかと覗いてみたら25年が無料!
さすがだタリスカー!
1杯飲んだ後、担当の方に「あと2回は飲むから、2回分1度にもらえますか?」とアホな提案をするも、笑顔で応じていただきました。
ハイランドパークは30年を。
厚みとシャープさ、甘さのバランスが素晴らしいですね。
しかし、まぁ…20枚ですか…ムカつきを抑えながら眺めるだけです。
試飲中、ステージでは面白いショーがやっていました。
まずは、僕がモルト以外で楽しみにしていたこと。
ナオミ・グレースのライブです。
やっぱりJAZZは生ですね、迫力が違います。
CD持ってきたので、後でサイン貰おうかと思っていたのですが、
マスタークラスの時間との関係で断念しました…。
さらに、会場を沸かせたのがリチャード・パターソン氏とデイヴ・ヴルーム氏のデモンストレーション。試飲中に何だか騒がしいなぁ、と思ってステージを見ると…。
「(グラスの真ん中を持って)…こんな持ち方をして香りを嗅ぎ、
飲んでいるヤツがいたら…I”ll Kill You!!」
さらに、パターソン氏はグラスの中身を観客にブチ撒けます(笑)
会場内が興奮の渦に包まれる瞬間でした!
さて、試飲は続きます。
バルブレア。インヴァーハウス社の商品として、アンノックの隣に置いていました。1989のスパイシーでありながらフルーティな味わいが美味かったです。
イチローズ・モルトは、23年とカードシリーズを。
マスタークラスで秩父蒸留所を受講すれば良かったと、ここで激しく後悔することになりました。
さて、だいたいグルッと回ったところで、気が付くとマスタークラスの前に行列ができていたので、ここで試飲は終了です。
1杯あたりが微量なので、そもそも全く酔わないわけですが、それでも昨日からの疲れが出始めたのか、徹夜明けのような感覚になってきました。
歩いていると、たまに膝から落ちるような立ちくらみ…アブナイです(笑)
さぁ、最後のマスタークラス「スプリングバンク」です。
記事が長くなったので、今回はこの辺で。
次回は「スプリングバンク」と、マガジンライブの感想などを書いていきます。
#マガジンライブ2009