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リトルミル1975 24年

もっと早い段階で飲む機会があれば、今とは全然違う感想を持っただろうと思わせる味わい。
「リトルミル1975 24年」です。
1975年蒸留、1999年熟成の24年。
いわゆる蒸留所オーナー元詰ってやつです。
この超フルーティーな味わいは、おそらく熟成の結果得られたというよりは、開栓後の時間の経過によるものだと思います。それほどまでに香りも開きまくり、味わいも良い意味でヘタってしまった、という印象でした。

とにかく、このタイミングで飲めたことに感謝。
何故かって、めちゃウマだったんです♪

リトルミル 24年
1975/1999






テイスティングのコメントを書く前に、1つ面白い話を。
最近、仕事とのタイミングが合わなくて、なかなか顔を出せないBarがあったんです。
「行かなきゃな~」と思いながら約2週間、つい先日、ようやくお伺いすることができました。

お伺いするなり、まず出していただいたのは、スミスのリヴェット15年。
リヴェット大好きな僕としては、まだ開栓されてないことと、もう終売になってしまうボトルをまだ飲めることに大喜び…だったのですが、その前に目ざとくリトルミルを見つけてしまいました。
マスターに話を聞くと、約10年前に買ったそうで、マスターも存在を忘れていたとのこと。
棚の整理をしていたら出てきたんですって!!
調べてみると最後の販売記録が約5年前…。
10年前に購入して、直近5年間は完全に眠っていたということですね~。
中身は半分より少し多いくらいの量が入っていました。

さて、テイスティングですが…

色は、薄い金色、白ワインより少し濃いくらい。
香りは、バターっぽいクリーミーな香り、ドライフルーツ。
味は、青りんごジュース! 青りんごジュース!
フィニッシュは、青りんごジュース・・・

以上です、はい。
完全に青りんごジュースになっています!

開栓してからの時間の経過と残っていた量、このタイミングだからこそ、この味になったんだ、
と信じたいところですが…どうでしょうか。
あまりの飲みやすさにスイスイと飲んでしまったので、もう一度飲んだ上で、また印象が変わったら追記したいと思います。
いくらなんでも、完全に青りんごジュースってコトはないでしょうから…。

#リトルミル #ローランド

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