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リトルミル 1967 33年 マキロップチョイス

先週、プチ遠征してきた日のこと…。

昔、大変お世話になった先輩に連れられて訪れたBar。
(ごめんなさい、店名明かせません。)
所狭しと並ぶモルトの数々、眺めているだけで幸せな気分になります。
が、ふと見ると、ズラッと並んでいるじゃないですか。

「マキロップチョイス」
ちょうど「Mackillop's」の文字の上半分が見えてました(笑)
(おぉ~!!あるある、これは…ひょっとしてアレあるかも…??)

やっぱりありました♪

リトルミル 1967 33年 
マキロップチョイス






蒸留年 : 1967年2月
瓶詰年 : 2000年10月
シングルカスク 49.1度

アレとはコレのこと。
以前、G&MのS.O.Sリトルミルを紹介したときに、「とりあえずブローラで」のきゃず3様から"傑作"と教えていただいたものです。
"傑作"…という言葉で、すっかり探す気&飲む気満々になっておりました。

さて、見つけてしまったズラッと並ぶマキロップチョイス。
「あの~リトルミルって、ありますか?」と、恐る恐る訪ねてみると、
「はい、ございます。」

ほらね♪

「…もう少なくなっているので、もしかしたらご期待に沿えないかもしれませんが…」
とバーテンダーさんが仰るので、
「大丈夫です。ぜひ飲んでみたいので。(はやく飲ませて)」と、僕。

そんなこんなで、さっそく飲んでみました。

【色】
淡い黄色と奥にオレンジ。

【香り】
レモン・シャーベットのような、フレッシュな酸味とシロップの香り。
クリアで、やや繊細な細い感じの香りですね。
そして乾いた紙っぽいニュアンス。新聞紙とかコピー用紙?昔、小学校くらいの頃に嗅いだことのある、少し茶色の薄い紙、あれ、何て言うんでしたっけ?
さらにピーナッツのような香りを強く感じ、軽やかな塩っぽい印象です。

【味わい】
飲み口は、非常に柔らかですが、これは痩せているからでしょうか?
シングルカスク、カスクストレングスにしては弱い印象。
といっても、もともと49.1度ですから、何とも言えませんが。
口に含むと、まず強いナッツ系の味わい、続いてブワッと広がるレモン、グレープフルーツ、総じてシトラス系の爽やかで酸味のあるフレッシュさ。コレは美味いですね!
カツンと歯に当たるような感覚になる味わいが面白いです。
バニラアイスのような甘さと、レモン・シャーベット、またはレモンのかき氷。
遅れてピリピリとアルコールの刺激を感じます。

【フィニッシュ】
キレのある爽やかな余韻。
再び乾いた紙のような香りを口中に感じつつ、柑橘系の酸味が残ります。

これは美味いですね~♪
オイリーさが少なく、非常にサッパリとしているのですが、紙っぽさが面白く、クセになる味わい。
ナッツ系の香りが豊かなのも好印象ですね。
いや~飲んで良かったです!

もう見かけることもないのでしょうか。
そう思うと、満足感とともに残念な気もします。
もう1回飲みたいんですけど…。

#リトルミル #ローランド

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