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027.アードモア / Ardmore

2012.05.01

 この日はハントリーから南へ、バスで15分ほどのケネスモントという場所に位置するアードモア蒸留所へ。朝8時半過ぎのバスに乗り込み、9時前には蒸留所に到着です。バスでは「Kennethmont」が中々伝わりにくく「Distillery」と言うも、こっちも中々伝わらなかった。伝わってからは「あぁ、アードモアね」と理解してくれて、帰りのバスのことまで親切に教えてくれた。

 とってもいい天気なのはいいんですが、如何せんまだ朝早い。しかもここはノービジターとあって突撃をためらうも、周りにはなにもないし、今日も予定はつまってるしで、腹をくくって突撃。


(道路沿いに沿ってウェアハウスが並んでおります)

 ちょうど始業時間と被ったのか、私が敷地内に踏み入っていくと同時に、作業着姿の職員と思しき人たちがその辺をうろちょろしていてびびる。びびりつつも「ハーイ」なんて片手を挙げて挨拶をするのだが、先方は「なんだこいつ」みたいな怪訝な表情。そりゃ朝一で見慣れないやつがやってきて「ハーイ」じゃそんな表情にもなるわな、と思いつつも、一人だけ現場の作業着姿ではなくスーツを着た職員っぽい人を見つけたので、その人に「見てもいいかな?」と訊く。「あそこのオフィスで聞いてみて」と教えてもらいそちらへ。
 オフィスに到着し、同じように訊いてみるも、答えは「ノー」。仕方が無いので「外からなら見学してもいい?」と訊ねると「いいけど、車たくさん通ってるから気をつけてね」と優しい言葉をかけられる。
 それからは一応オフィスの許可は取ったのだから、と若干強気に所内をうろちょろ。


(石造りの建物と赤のドアたちがキュートな蒸留所)


(さっきまでぞろぞろいた人たちは、さっさと自分の持ち場についてしまったのか、表には人っ子一人いない)

 しばらくふらふらしてスチルハウスを発見!なんとか窓から中を覗き込みますが、いい天気が災いしてガラスが反射してしまい、あまり見えない。


(どっしりとしたスチル)


(反射でくもっていますが、わりとしっかり撮れた)


(やはり反射してしまう)


(ようやく反射無く撮れたと思ったらコンデンサーの真裏)


(スチルハウスの窓枠も赤くてかわいい)

 すこしく残念ではありましたが、一応スチルも見れたし、満足してさらに所内をふらふら。


(裏手にはタンクが)


(裏手の壁面にはティーチャーズの文字がでかでかと)

 満足して、オフィスに一言「サンキュー」とだけ告げて蒸留所を後にします。

#Ardmore

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