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ロンドン→エジンバラへ

2012.04.04

 ロンドンからエジンバラへの移動は深夜バスを利用。22£だったので、電車や飛行機を使うよりも格段に安い。ナショナルエクスプレスのチケットを出発前に取っておいて、E-チケットをプリントアウトしておく。
 
 ナショナルエクスプレスのHP→http://www.nationalexpress.com/home.aspx

 英語のHPで、チケットひとつ予約するのさえ苦労しそうだが、出発地と到着地に日付なんかを入力して検索すれば、その日程の便と料金が出てくるので、あとはそのまま指示通りに操作して行けば、わりと簡単に予約は取れる。ただ、同じ路線のチケットでも、曜日や時間によって嘘みたいに料金が違うので、その点はたくさん確認した方が正解みたい。

 ロンドン・ビクトリア・コーチステーションに到着すると、正面玄関の上にモニターがずらーっと並んでおり、そこには便名、到着地、時間、そして何番ゲートから出発するか、などの情報が空港の電光掲示板のように映し出されていた。ここで肝心なのは、自分が乗るバスが何番ゲートから出発するのかをしっかり確認しておかないといけないということ。大きなバスターミナルなので、乗降ゲートもたくさんあり、しっかり自分の予約した便名などを確認した上で行動しないと、大変なことになってしまう。自分のバスが出るゲートを何遍も確認した上で、E-チケットを握りしめてバスを待ちます。

 
(「594番」という番号と「Edinburgh」という行き先をしっかり確認して乗車。ひょっとして予約したチケットをどこかで引き換えたりするのかな。。?という危惧もありましたが、家でプリントアウトしてきたぺらぺらの用紙でそのまま乗り込むことが出来ました)

 座席は埋まるほどに混み合った車内でしたが、ひとつひとつの座席は決して狭いわけではなく、長距離バス経験があれば、たいして苦にもならない乗り心地。隣のシートに座った男性は、白くなった口ひげをピンと立てて、シルクハットのような帽子を被った紳士で、なにやら小道具のようなものをいじっておりました。エジンバラといえば大道芸の街でもありますから、パフォーマーの方なのだな、とちょっとわくわく。通路を挟んだ斜め前方のシートに座った男性は、後ろの人に断りをいれることもなく、ぐーっとシートを傾けており、さすがに後ろに座った人も前の座席をぽんぽん叩いて、抗議でもするのかと思いきや「それってどうやって倒すの?」みたいに訊いていて笑った。

 予定の時刻よりも少し遅れて出発。寝れるかどうか不安だったけど、疲れていたのか、耳栓+アイマスクの装備を身につけたらあっという間に落睡。


(途中で休憩に寄った、サービスエリア?の様子。日本と同じように、飲食スペースやお土産屋さんなんかがあった)

 9時間という長丁場の移動も寝ていたらあっという間。イングランドからスコットランドに入る瞬間くらいは外を眺めていよう、と考えていたのだが、そんなことをする隙もなく、無事、エジンバラに到着!!


(朝日を受けて輝くエジンバラの街並。オリンピックへ向けてかあちこち工事中なのが残念だったけど、そこいら中にお城のような建物が建っていて、美しい街並でした)

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