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オリジナルブレンド?

昨夜、横浜からの帰り道、梅田のPekoに寄ったら、バックバーに同じラベルで蒸留所名が異なる見慣れないボトルが四本並んでいました。
興味をひかれたので若いバーテンダーに聞いたところ、元々はそれぞれの蒸溜所でお土産として売っていたボトルだそうです。最近、日本にも輸入されるようになったのでしょうかね。
IMPERIAL、MILTONDUFF、TORMORE、GLENBURGIEの四種類で、すべて15年、46度で統一されています。

面白そうなので四種類まとめて一杯ずつハーフでオーダーしました。
それぞれバランスが良く美味しかったです。
ただ、四本とも基本的に同じ傾向の味で、それぞれの個性を楽しむと意味では少し物足りなかった気がします。

半分ずつぐらい飲んだところで、残りのモルトを一つのグラスに注いでヴァッテッドモルトにしました。
香りはおとなしくなり、味は複雑さを増した感じです。
これはブレンドにするしかないだろうと思い、グレーンウイスキーを追加オーダー。
INVERLEVENがあるというのでショットでの値段をたずねたところ、返って来た答えは、
「えーと、いくらでしょうね。これ、ほとんどショットで出していないんですよ」
???
ショットで出していないって?まさかボトル売り?
「だいたいは、うちのオリジナルブレンドを作るときに使っちゃうんです」
あ、なるほど、納得。
Pekoのオリジナルブレンドは僕も時々ハイボールのベースなどでオーダーしています。

値段を調べてもらって、INVERLEVENをオーダー。
ヴァッテッドモルトと一対一ぐらいの割合で混ぜていきます。
ちゃんとブレンドウィスキーっぽい味に仕上がりました(そりゃそうですね)。
ちょっとパンチに欠ける気もしますが、即興の遊びだから、まあ良いかなと(笑)
面白いけど、真剣に美味しいブレンドを作ろうと思ったら大変そうです。

ところで、Pekoオリジナルブレンドは、半端に残ったモルトを注ぎ足しているので、その時々でレシピが違うらしいのですが、かなり高価なモルトも入っているそうです。
次回は、久しぶりにPekoオリジナルブレンドをストレートでオーダーしてみようかなと考えてみたりして(笑)

#飲み歩き

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