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ちょっと気になる記事がありましたので・・・抜粋しました。

メルマガで、少し気になる記事がありましたのでのせてみます。

題してコニャックの猛追!
以下フランス食品振興会メルマガ抜粋文

コニャック事務局(B.N.I.C.)がこのほどまとめた統計によると、2007年度
(1-12月)のコニャックの販売量は、対前年4.1%増の、1億5,800万本で、6年連続で前年を上回り、過去最高を記録したそうです。
出荷先ではアメリカ大陸と極東向けが伸びたらしく、アメリカ大陸向けは特にアメリ
カ向けが好調の06年よりもさらに続伸し、対前年5.7%増の164,743hlを記録し
た。極東向けは、110,856hlで、販売シェアは25.1%。中でも中国が対前年
72.3%増の32,212hlと大幅に伸びており、イギリスに迫っている。
シンガポールも、対前年6.4%増と伸びている。一方、欧州向けは、154,985hl
で、販売シェアは35%を占めるが、前年よりも減少した。
カテゴリー別では、熟成させたクラスのほうが、若いクラスよりも急激に伸び
た。若いクラス(VS、スリースター)は販売量の49.9%を占めているが、前年に
対して2.1%の伸びであるのに対し、熟成させたタイプである高級クラスは合計
で販売シェアは11.4%であるが、前年に対する販売の伸び率は、XOが8.8%増、
その他高級クラスが19.7%増と大幅に伸びた。

このことから、私の考えるにシングルモルトのみならず、極東(中国、インド等)での高度成長による嗜好品の伸び率の高さには目を見張る物がありますね。

ここ最近お客様とよく話すのですが、シングルモルトを含め洋酒全般の値上がりにとても懸念をしている方が多く感じられます。
3月には、ディアジオ社製品の値上げも聞いておりますし今後、他の会社の商品も値上がりすることが予想できます。

ウィスキー・ワールドでも書かれておりましたが、現在、蒸留所の整備を計画、または実行に移しているらしく、ウィスキー業界も高度成長時代に入ってきたと思われます。

ですがまだまだ日本国内のウィスキー消費率は減少気味で若者の酒ばなれも感じられます。
国内のメーカーさんも各企業団体にウィスキーセミナーをしたりして需要の拡大を図るように頑張っておられます。

私もその一人になれるように努力し、ウィスキーの素晴らしさを若者達に伝える為の方法を違う角度から見てみることも必要な時期かもしれません。

また、コニャック事務局はこういった試みもされているようです。

1月20~23日、コニャック事務局(B.N.I.C.)の主催で、初の試みである「国際
コニャックサミット」がコニャックで開催された。
これは、世界のベスト・セラーになり得るコニャックベースのカクテルを生み出そうというもの。
B.N.I.C.の広報担当理事デュラン氏は、「コニャック消費の70%がアペリティフとして楽しまれています。(コニャックベースの有名なカクテルである)サイドカーが生まれたのは1920年代です」などと、カクテルベースとしてのコニャックの重要性を強調している。

フランス、アメリカ、イギリス、ドイツなどから名声のあるバーマン20名あまりがコニャックに集まり、4日間をかけて一つのカクテルを生み出した。

発表されたカクテルは「ザ・サミット」と名づけられた。レシピは以下のとおり。

・コニャック  5cl
・サトウキビシロップ 0.5cl
・フレッシュなショウガの薄切り 5枚
・ライムの皮(長めのもの)
・レモネード 8cl
・飾り:キュウリの皮(長めのもの)
(B.N.I.C.,1/23)

どういった処方なのかはっきりとはわかりませんが、たぶんロングカクテルだと思います。
予想ですが、ライムの皮まではシェイカーの中に入れて潰しながらシェイクして、タンブラーに入れてレモネードで割る。見たいな感じでしょうか?

一回作ってみましょうかね?

僕の中では、日本のウィスキーを使い、日本の名前のウィスキー・カクテルを世界にも発信するような、そんなカクテルがあるといいのになぁ~って考えました。
・・・え?自分で作れば?って?

そうなれるように、頑張ります。

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