クライゲラヒの町に入ってすぐに現れたクライゲラヒ蒸溜所をサッと見せてもらい、気を良くした私はこの日もまだ宿が決まっていないので(前日は野宿・・・) 安いB&Bを探す事に。。。
3軒あたったが、1軒目は留守 2軒目は1人では泊めてくれない 3軒目も留守 今夜も野宿はゴメンなので、留守な3軒目で待つ事に。。。
基本B&Bは、おひとり様は泊めてくれない事が多い。か、ふたり分の料金を払わされる・・・ 部屋は空いているのに!泊めてくれたらえーやん、B&Bやってるスコッツは商売気がありません(笑)
目の前は、かのハイランダーイン。。。
30分待ったが戻って来ず。。。
しびれを切らし、ハイランダーインのパブへ
カウンターの中の皆川さんにご挨拶をし、まずはエールをいただく
貧乏は私はハイランダーインには泊まれないのでバー使いだけでスイマセンと言いながら、色んなお話をしていただいた。
PS スコットランドでは野宿はNGだそうです
ゆっくりとエールを味わい、3軒目の留守だったB&Bへ戻る。
まだ留守。。。 昨日は野宿だったので気が気でない。。。
2時間待つが戻って来ない。。。アベラワーに戻って宿を探すのが賢明かなぁっと思い出していたころ、日本にも度々来日している、白髪の紳士が目の前を歩いている。
「ハイランダーインのダンカンや~」を思っていると、目が合う
思わず、日本式に頭を下げてご挨拶。
ダンカン「そこでなにしてんの?」っと。
私「ここに泊まりたいんだけど留守で待ってんの」
ダンカン「ウチに泊まればえーやん、部屋あいてるよ」
私「ダンカンのとこはちょっと私には高くて泊まれない」
っと言ってると、半ば強引にハイランダーインに招き入れられる。
またまたダンカン「クライゲラヒには何泊?」
私「2泊」
ダンカン「ウチは部屋は空いてる、そこのB&Bはいくら?」
私「う~ん、留守だったから分からないけど、違う所は◯◯£やった」
ダンカン「いくらならウチに泊まる?」
私「うう~ん。。。」
やりとりしていると、皆川さんが部屋に入ってきて笑いながら「君は関西人だろ、値切るの得意なはず、ハッキリと遠慮なく言えば」っと(笑)
私は関西人だが値切るのは下手なんです・・・
ダンカンに目をやると、部屋のキーを目の前に持ち上げブラブラさせながらニタニタ(笑)
B&Bと同じ値段で泊まれるならと「◯◯£!」
「OK!」交渉成立。
※正規の値段もあることでしょうから、値段は伏せておきました。
しかし、ダンカンは中々な商売人(悪い意味ではなく)でした。
案内された部屋がこちら
このスコットランド2ヶ月の旅で、後にも先にもこんな部屋で泊まれた事はない。。。 キレイな部屋に汚いジーンズでスイマセン
昨日は野宿でシャワーをしていないので、早速シャワーをし2日ぶりのベットに横になる ベットで寝れるという幸せを実感
幸福はベットの次は幸福な食事とお酒っと、またバーラウンジへ
皆川さんはいなかった。
2日ぶりの幸福な食事
日差しが差し込んで、いーです
スコッツも幸福な食事&エール
なにわともあれ、この日は宿が確保できたので一安心だった。。。。
#蒸溜所探訪記