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【D】 DALWHINNIE / ダルウィニー

ハイランド地区D

【D】 DALWHINNIE / ダルウィニー

●ウェブ・サイト・・・・http://www.malts.com/ http://www.singlemalt.jp/
●所在地・・・・・・・・Dalwhinnie, Inverness-shire
●創立・・・・・・・・・1897年
●所有者・・・・・・・・Diageo Moet Hennessy (旧UDV社)
●発酵槽・・・・・・・・カラ松×4基
●蒸留器・・・・・・・・初留×1基 再留×1基
●仕込み水・・・・・・・アルタナスルイー川
●ブレンド銘柄

ブラック&ホワイト
ロイヤル・ハウスホールド

*ダルウィニー蒸留所と上記2つのブキャナン系ブレンデッドとの関係が濃密になったのは、初代ジェームズ・ブキャナンの死後、同蒸留所を手中に収めた以降かと思われる。

2つのブレンデッド共にメイン・モルト筆頭に挙げられているので、恐らく未来永劫とこの関係は続いて行くのだろう。

【ティスティング No.84】

102.2(ダルウィニー) 18年熟成 1975-1993 57.3% S・M・W・S詰め

【色】
ゴールド。(チャート0.5~0.6)

【香り】
バニラ、ワックス、蜂蜜、パパイヤ、蜜柑。クリーミーさと蜜の香りは、まるで幸せを運んで来たように気持ち良い。

【味、フィニッシュ】
蜂蜜とバニラがとても濃厚!!酸を伴なった滑らかな飲み心地。気持ちの良いタンニンがやって来たと思った瞬間、クリーミーな後感と甘さが長く続いて行く。

【総評】
美味過ぎる!以上!!・・・と、言いたい位このダルウィニーは完成してます(笑)。

18年熟成なのでビッグなモルトではありませんが、本当に美味しいシングル・モルトの典型的味わい。しっかりとした蜜の甘さとオークのバランスがピカイチ!!パーフェクト!!もう、これ以上何を求めるんですかっ!?(笑)

通常のダルウィニーはクラシック・モルト・シリーズ、又はディスティラーズ・エディションとして「クラガンモア(スペイサイド)、オーバン(ウエスト・ハイランド)、グレンキンチー(ローランド)、ラガヴーリン(アイラ)、タリスカー(スカイ島)」などと並び販売されており、途出する個性は無いにしろ、ハニーっぽい甘さを伴なった普段使いの良いウイスキーだと思う。

トップ・ブランドであるブキャナン系へブレンドされている為か、ほとんどボトラーでは見かけないが、探す価値は十分ある銘柄(今回のを飲んだら絶対そう思います)。

ゴージャスでは無いが、これがシングル・モルトの美味しさだ!!近場の方は是非、絶対、一度はご堪能あれ!!

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